40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

シクロクロス東京Day2・WE1レース参戦

どもです。

今日はシクロクロス東京の2日目、女子エリートレース開催です。

昨日まで風邪でヤバかったですが、朝起きたらギリギリ大丈夫な感じ!しかも気温が高く風も穏やかなようなので、当初の予定通り参戦することに。こんな事態の際にレース会場が家から近いのは有り難いです( ^ω^ )泊まりがけだったら事前に中止しないといけないし。

朝6時に起きて、6時半に出発。高速を使うと1時間弱で会場最寄りまで到着するのは、前日にスドーマンが検証していたので、この日も問題なく移動。

会場の東京都お台場海浜公園、北側駐車場に行ったらアイカツ車が!わーい!ちゃんと「なんでも弁当」のロゴ付きだったw<実は知り合いの車で、今回このデコ初お披露目でした。

試走できる時間まで余裕があるので、先ずは歩いてコースを様子見。昨日に引き続いて朝から良い天気!風も無く穏やかで暖かいので呼吸がラク。これならレース何とかなりそう。

実はシクロクロス東京の第1回から2016年大会までは中の人で関わっていたので、いろいろと細かいことは知ってる牛とスドーマン。会場の近くで朝ご飯を食べられるところぐらいはスグに判る!昼からレーススタートなので、しっかり目に食べられるように、と吉野家で朝定食。んまかった!

昨日はカテゴリー別のレースを中心に。今日はキッズとエンデューロ、そしてマスターズ1と男女のエリートレースが開催。

今回もチャンピオン・システム・ジャパンが弱虫ペダルと組んで主催してます。お疲れ様です!

レース会場は朝から多くの方々がお越しになっています。シクロクロスのレースで、ここまでの人出があるのはシクロクロス東京ぐらいかも。ジャパンカップTOJ、さいたまクリテに続く動員数ではないかな?

そんな賑やかな観客に対応するのが多くのブース出店。日頃からお世話になっておりますBOMAも出展!今日のレースでも使用するBOMAのシクロクロスバイク・ドーラⅡの最新版がお披露目されましたよ!今度のボディーカラーはブルーと黒メタリックです。カッコいいので宜しくお願いしまーす!!

海で朝から行水する人<ホントはナイスショットを狙って海から狙うカメラマンです。I上さん、いつもお世話になっておりますwww

さてさて。BOMAブースで荷物などを置かせていただき、9時過ぎからのコース試走へ。ちょっと迷ってフロントギアを42×36にしているBOMAシクロクロス・バイクのドーラⅡ黒ちゃんで行ってみる。

コース試走の写真なんて、なかなか珍しいモノを撮影いただけました!園長ありがとうございます( ^ω^ )しかもスドーマンが伴走している状況なんてレアですよ、レアwwww

つか、スドーマンが砂走り上手なので、牛と走るラインが違ってしまうのですよ。スゲー、ムカつく!!きー!!

砂を走るのは、まだまだ下手くそ全開なのでメチャクチャ真剣です。ただ、他のレースだとレース前日に1時間以上をかけてコース試走し、チェックする必要がある超不器用な牛。しかし、このシクロクロス東京のコースは以前スドーマンがコースディレクションしていたこともあって、細かい箇所までコースが頭に入っているから大丈夫。

ようやくスドーマンと同じラインが走れた牛w 今回は前回までのコースの基本から大幅な変更はないので、問題なくトレース。

スタート前の11時過ぎにもコース試走を軽くしてチェック完了。その試走前にお会いできたのは、シクロクロスではお馴染みのアベマさん!いつも素敵な写真をありがとうございます!

スタート40分前から、いつもの平沢進師匠セットで30分かけてアップを念入りに。アスリチューンの赤・エナゲインをチャージしてからスタート地点へ移動。珍しく計測チップを忘れそうになるがセーフw

直前のコース試走では、森の中のルートを何度かおさらいしたのだが、スドーマンが珍しく「よく身体が動いているから大丈夫じゃない?」とのこと。ちょっと鼻水出るけど咳は無いし、とにかく暖かいので助かる。

良きライバルのみっちゃん、ことPAX川崎路子選手。こうやって長く、一緒に女子エリートの場で競えることに感謝。

そして2018年以来、5年ぶりの開催となるシクロクロス東京、女子エリートまもなくのスタート!2018年の時に出場していた安藤サヤ・ビール姫、そして今回初の竹村マイハちゃん。今日もヨロシク!

今回の装備。結局バイクは予定通り、試走でも調子の良かったBOMAのドーラⅡプロトタイプ黒。タイヤは前後ともにIRCシラクCXを空気圧1.5で。昼過ぎのスタートでは暑いぐらいだったのでチャンピオン・システムの七分袖ワンピスーツに。

Photo:Kazutaka Inoue

髪はダンゴにまとめて涼しく、グローブはR×Lが開発中の指切りタイプをレース初投入。でも事前に何度も使っていてフィット感が最高に良いのでいけそう。日焼け止めはアスリートX、ソックスは薄手のR×Lソックス550Rで。暑い時のシクロクロスレースは、中国遠征で経験があるので準備万端!つか、この写真、私らしくて凄くイイ!!

Photo:Kazutaka Inoue

あと唯一、不安があるのは前日に軽くローラー40分乗っただけで、その前までの2日間は風邪で完全に寝込んで動いていないこと。でも、それまでにシッカリ練習は出来ているし、3週間前にスッ転んで打った尻の痛みが完全に無くなったので大丈夫でしょ!

Photo:Kazutaka Inoue

新全日本チャンピオンとなったサエゾウこと小川咲絵選手も、おニューのチャンピオンジャージでスタートラインに並びます。その後ろの2列目にいるのが、23年前の全日本チャンピオンですwww そういえば今回参戦した元チャンプは牛だけだったのねw

Photo:Hiroyo Okubo

まもなく午後1時、オンタイムで女子エリートがスタート!

Photo:abe masakazu

今回のコースはスタートしてから、いきなりステーキ、ならぬ、いきなり砂場!ぎゃあ!

Photo:Hiroyo Okubo

そして砂場が苦手な牛は出遅れるわけです。おいおい。

Photo:Kazutaka Inoue

スタートの勢いが生かせるトップ勢たち。

Photo:Kazutaka Inoue

牛は、モタモタと後ろから付いていきます。あー。

Photo:Kazutaka Inoue

最初の砂場は後ろから数えた方が早い位置。でもランニングに入れば追い上げだ!

Photo:abe masakazu

森の中のトレースを直前に何度もやっておいたから、結構スムーズに行けてシケインもホイホイ。

Photo:abe masakazu

明後日で54才です。シクロクロスレース参戦、足掛け約20年ですw<途中で10年間お休みしてましたんで。

Photo:abe masakazu

スドーマンはスペアバイクのBOMAドーラⅡの赤をスタンバイしながらピットで牛を鼓舞。

よっコラショ!っとバイクを担いで走り出したら速いよ!

噂では砂場だと、自転車に乗って走るのと、バイク担いで走るのと、あまりスピードが変わらないという。いいのか?<良くないwww 田辺さん、応援あざっす!!

バイクを押しても速いのよ<あたしゃ元々クロカンランニングやっていたからね(川尻こだま風に)

暖かいので息が上がっても呼吸がラクで助かった。これが寒いと冷たい空気を吸い込むことになるので、風邪をひいてなくても咳が出やすく苦しくなる。まあ、これを予防するために非常に寒いレースでは首にバフとか巻くんですよね。

走りまわすBBAを見つめる辻カメラマン、それを撮るアサトさんw

このアサトさんのショット、しゅきだわあ。バアさんがレース出ているようには見えないwww

アベマカメラマンによる砂場での担ぎまでスイッチ4連続写真。こーゆーのは有難いです!砂場でも泥でも一緒なのですが、ペダルが重くなってグリグリこねて無理に乗り続ける前に、もう重くなるな乗れないなと思った瞬間に自転車を素早く降りて、ランニングにスイッチ。そして押してランするか、担いでランするか?も素早く対応。ココのセクションでは砂がフカフカだったので、担いで走った方が速く進める。その判断は経験としか言えません!今はカーボンフレームになってバイクが軽いからラクだけど、判断は難しいんだよねー。

吠えるー!最初の1周目はランニングで一気にシングル順位へ追い上げ成功。しかし2周目以降に意外とペースが上げられず、前に見えていた川崎みっちゃんの背中が近いようで遠い。くう!

逆に後続のビール姫が、持ち前のスタミナで追い上げてくるから油断できない。逃げる牛!でも写真を見ると、最終ライダーにつくスタッフライダーの姿が。実はラスト1周回に入る直前にトップを走る小川サエゾウが迫っていて、私まではギリギリ最終周回に入れたのだ!マジ、やばかった!

Photo:abe masakazu

とはいえ、この後にスタートとなる男子エリートのスタート時間が私のモタモタ走りで遅くなっては大迷惑!最終周回も急いで走って、何とか最後のフライオーバーまで来た!応援してくれた皆様も、ゴールまで拍手で迎えてくれて感無量!!

Photo:abe masakazu

んで、なんでペコちゃんなのよ、牛だからか?w

そして8位でゴール!!落車やトラブル無く、走り切れて良かった!何よりも、どこを走っていても声援が凄くてメチャクチャ嬉しかった、ありがとうございます!!

お待たせしました!牛のゴールを待って女子エリート出場選手全員で記念撮影!JCX最終戦ともなった今レース、今期も皆さんお疲れ様でした!また来シーズンもよろしくね!!

牛から逃げ切ったみっちゃんは疲れ切って倒れこむ。今回は完敗です!

いやあ、しかし世界選手権帰りのサエぞートップ爆速で今回もラップアウトか?と焦ったが、先を行くみっちゃんを追いかけていたおかげでギリギリ間に合い8位フルラップ出来た( ^ω^ )チハルちゃんに介抱してもらってイイなあ。

Photo:abe masakazu

みっちゃん、次回は負けないぜ!また来期も頑張りましょう!!

皆様たくさんのご声援ありがとうございました!そしてスドーマン、今回もサポートありがとう!来期も頑張るから頼むでー!


www.youtube.com

レースのオンボード動画はコチラです。ゴール後の集合写真の様子まで記録しております。是非!

んー。やっぱり直前で体調崩したから、ペースが後半まで持たなかったなあ。まあ、大崩れしなかっただけでもヨシだな。

これで今シーズンのシクロクロス参戦は終了。BOMAドーラⅡは黒赤ともに良く頑張ってくれた!ま、一番頑張ったのはスドーマンかも知れんwww 再来週は久しぶりに牛MCが茨城シクロクロス取手ステージ放牧、ヨロシクおねしゃす!

そして女子エリートで牛がゴールして5分後にスタートした男子エリート。こちらはシクロクロス東京のトリを飾るレース、しかも男子エリートの中でもJCXランキングのトップ35位に入らないと出場できないトップ・オブ・トップなレース。そんな特別なレースということもあり歓声が波のよう!暖かかったので、BOMAブースに荷物を置いて、出店キッチンカーでランチしながら私も観戦。

女子にも負けない熱いレースを見せて、竹之内悠選手が前回2018年のレースに続く優勝を決めました!いやあ、砂の走りとかが欧州転戦の経験を活かしていて、レースの組み立てとかも上手くて凄かった!

マチューとアドリのファン・デル・プール親子?日本のシクロクロスには小坂正則と光がいるんだぜ!しかも親子揃って男子最高峰カテゴリーME1で走っているんだぜ!今回のシクロクロス東京でも、この男子エリートTOP35レースに親子参戦、世界に誇れるわあ!

そして様々な熱いドラマを今回も繰り広げられ、シクロクロス東京はフィナーレを迎えました。第1回の大会から会場に居合わせた私としては、あの1回目で湧き上がるような歓声が長く続く砂浜を、この大会でも同じ、いやそれ以上の熱気を生んでいたことは誇れるレースになっていたと思います。

選手が強くなるのは練習とかレースではありますが、やはり多くの方々の歓声や応援は欠かせないと思います。こんな声援のなかでシクロクロスを走る日があるのか!と第1回シクロクロス東京スタッフとして感じた私。そしてトレーニングし前回2018年の大会で初めてシクロクロス東京に出場した時に「こんな幸せな瞬間を絶やしてはいけない」と再び思いました。

その後、シリーズ戦として整備していったJCXの最終戦が今回、日本シクロクロス界のランドマーク「シクロクロス東京」、そして会場が東京都お台場であることは将来のためにも大事だなあ、と改めて思いました。これからを担う子供達のためにも守りたいなあ。手作りチョコありがとね!

思ったより良く走れたのと、このレースが今シーズンのラスト参戦だったので、我が家の近所にある京都王将で軽く打ち上げ!久しぶりのビールが旨いwww

王将といえば餃子!ビー餃!!

天津飯は京風あんかけ一択!

これからも電気ビリビリ!頑張ります!<電気グッズありがとうございます!!メチャうれしい!!

でわでわ。