40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

シクロクロスミーティングシリーズ:シーズン2017-2018第4戦・飯山JCXレースレポート

どもです。

シクロクロスミーティングシリーズ:シーズン2017-2018第4戦・飯山JCX 」の女子L1レースレポートを。

今回は何とか3位入賞を果たすことができました!JCXレースで、しかも長年お世話になっている信州シクロクロスミーティングの場で久しぶりに表彰台へ登れたのは嬉しかったです!!

たくさんのご声援と写真撮影いただきまして、誠にありがとうございます!!

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photo:春日部写真店 

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・大会名 シクロクロスミーティングシリーズ:シーズン2017-2018第4戦・飯山JCX
・日時 2017年11月12日  
・会場 長野県飯山市長峰スポーツ公園
・気温 7度ぐらいか
・コース状況 朝まで降った雨の影響でドロドロ
・距離 
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 3位/10人出走・55:02・トップ差6分51秒

・前日の就寝時刻:夜11時
・起床時刻:朝6時
・レーススタート時刻:11時40分

・ウォームアップ開始時刻とその内容:スタート40分前からコース近くのキャンバー区間を利用してスキル走行でアップ。仕上げにオンロードの直線をダッシュ数回。

・レース目標:今回はあまり考えないようにしていた。

・レース戦略:ランニングと乗車の切り替えを素早く。スタートに出遅れない。

・戦略上で注意すべき選手:特になしにしておいた。

・レース前の食事(内容と戦略):朝ご飯は朝8時からのコース試走後にコンビニで買ったおにぎりとサンドウイッチ、レース40分前にアスリチューンのポケットエナジーを1袋。

・スタート時の覚醒水準(集中力):結構、集中できていた。

・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:冷えていたのでスポーツバルムのホットオイルを膝下中心に塗布。あとアスリチューンの赤・エナゲイン。
・レース中の補給内容:なし
・レース後に摂取したサプリメントなど:アスリチューンの青・スピードキュア

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・レースの内容を簡潔に:
スタート前には、スドーマンがCM1でレース出場。そのためスドーマンのレーススタートに付いて見送ってからウォーミングアップなどの準備をする。その際にコース脇を往復しながら選手たちの走りをチェックして、コース状況の変わり具合なども確認しておいた。

スタートは男子カテゴリー2の1分後スタート。最前列でスタートするも今回もチョット出遅れる。これは早急に何とかしないといけないなー、と。というか、元々スタートダッシュは速かった方なのに今シーズンはイマイチ。中国・北京CXでもスタート出遅れてしまっていたし。

スタートから7番手ぐらいで最初のオフロード区間に突入。この先は泥の深い泥濘からのキャンバー走行となるので、キャンパー箇所でランニングに切り替えたものの、ちょっと手間取ってしまい先行する選手を捕えられないままオンロードの直線に入る。

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photo:Tanne Momiko

オンロードだと遠慮なくスピードアップできるのでコーナーで滑らないように注意しながら、下ハンドルを持って一気にペースアップし、ダブルピットの脇を通り再びオフロード箇所へ。

2か所ある砂地は朝の雨の影響もあって、轍に沿って進めば難なく行ける。その後の長いキャンバー走行は上の箇所を乗車していきながら、下って行く場所では素早く降りてランニングに切り替えて、とにかく進むことに集中。山間部に入ってからの階段では担いでスピードを落とさずにランニング、下ってからキャンバーのコーナーが続く区間は、泥が相当深くなっていたのでランニングで行くときは自転車を押さずに担いで走る。

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photo:mituishi

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photo:ブンちゃん

とにかく無駄にバイクに泥をつかないようにすること。これで自転車を重くしないで済むので担ぐのもイイし、バイクがドロドロになるとタイヤが回らなくなったりメカが故障したりする。いちおう、ピットにはスペアバイクを用意してはあるものの、出来るだけバイクを良い状態で維持しながら走るのは、今回のような酷なコンディションでは必要な工夫。

1周目の後半、ピット脇の2連シケインを行くところで、CM1レースに3位入賞して表彰式に出ていたスドーマンがピットに戻っていて「次にバイク交換できる!」と声をかけてくれた。これで次の周回でバイク交換できる!

2周目に入ったところで、西形選手から若干リードはしていたものの乗車できる区間でミスすると遅れるので丁寧にコーナーを走る。ランニング区間については西形選手からアドバンテージを取れる唯一の箇所なので、ペースを上げてバリバリ走り回る。特に山間部のランニング区間は脚を止めないように、担ぎのリズムを崩さないように走る。

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photo:春日部写真店

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photo:Tanne Momiko

バイクをフロントシングルのエピスに交換、実は今回初のフロントシングル実戦投入だったが(フロント36×リア12-32)、下り区間やオンロードでのギアは何とか足りて踏込みでスカスカになる問題はなし。

3周目でスドーマンから「今、3位!西形選手との間が1分以上あいているから落ち着いて」と。逆に先行する唐見選手と今井選手は遥か遠く。3位になれそうなのは良いのだけど、先行する選手の姿も見えないのはどうしようもない。でも、ここはまず3位を死守することに集中。

4周目が一番まともに走れた感じ。芝地とか進むラインとかも分かってきたので無駄なく走れた。しかし追ってくる松本選手が迫ってきているもの確認できたので乗車で踏めるところはガンガン踏んで、ランニングでは走り回って。ゴールでは最後の力を振り絞って3位で何とかゴール、無事にゴールでき安堵。

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photo:Tanne Momiko

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photo:春日部写真店

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表彰式!左より2位の今井 美穂選手、優勝の唐見 実世子選手、3位の牛

 

しかし、トップグループの選手たちに全く追いつけないのは問題。レース後に走行動画や写真などをチェックしたがパワーが格段に上だし、走りに無駄がない。私自身も走れている方だと思っているランニングも彼女たちは率なく走っているし。元々スキルが高い方ではないし、どちらかというとパワーで押す方なのだが、そのパワーが全然足りないし。昨年よりは準備にも時間をかけているし集中してシクロクロスに取り組んでいるので、今年は少しマトモだとは思うのだけど、それでも足りない。昔オランダでも散々言われたけど才能がないというのは、こーゆーことなのだろう。今の私には引き続き、トレーニングや準備などを地道に日々積んでいくことだけしかないのだ。

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・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:かなりランニング区間で走り回ったわりには、今回の疲労度は強くなく先週のようなツライ筋肉痛も軽くで済んだ。アスリチューンの青が効いているようだ。

機材はメインがBOMAのエピス・ニーザハンドル仕様のフロントダブル、スペアがBOMAのエピス・フロントシングルで。タイヤはIRCシラクMADで前後ともに空気圧は1.6bar。高めに入れて泥を走るセッティングにしようか?とも思ったが、スリップダウンしたときの落車ロスを考えて低めの空気圧で。

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バイクはピットで3回チェンジ、2台ともにドロドロになってしまったが、メカやタイヤなどにトラブルなかったので、次回の大会に向けてのメンテもスグに出来た。

・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)

今回、初めて投入したアイテムとして、レース用のグローブとして「テムレス」という手袋を使った。これはホームセンターなどで手に入る園芸用品として販売しているものだが、3層構造で手が冷えないが蒸れないという優れもの。寒い時のレース使用の際には、まず軍手などをしてから上にテムレスを装着。そうすると手が冷えないだけでなく、グリップも意外と良いのでドロドロで手が滑りやすい状況でもハンドルなどを掴むことも出来る。

足元には、以前の東北シクロクロス寒河江の寒い泥レースでも使用したR×Lソックスの「メリノウールソックス」。

www.rxl.jp

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これはランニング用の製品だが、五本指仕様なのでランニングがスムーズだし蒸れないので脚が快適。フィット感も良いので、万が一これ以上寒い場合なら、下に五本指ソックスを履いて、その上から重ね履きすれば大丈夫。泥汚れが落ちやすいのも助かっている。

・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。

このところピンポイントな感じでおこなっている、短時間・高負荷トレーニングが効いているので持続。同時にやぎ整骨院から指導されている体幹強化体操を引き続き。

あと引き続き、無駄な疲労を残さず体調を回復させていくことに集中する。コレ大事。

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この後は男子カテゴリー1のレースを勉強がてらに観戦する。

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働くピグモンチャンネルさんw

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この日好調だった松本シュンちゃん!

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頑張れ殿下っ!!

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会場で出店していたコーヒーと蕎麦・うどん屋さん!

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これで蕎麦300円+天ぷら2個で100円、激安!しかも美味しかったです!! 

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表彰式でいただいた地元・飯山市の手ぬぐいと普段も使っているIRCチューブレスタイヤ用シーラント、そして賞金!!ありがとうございます!!

でわでわ。