どもです。
朝から快晴!かなり暑くなりそうな邯鄲市です( ^ω^ )今日は中国シクロクロスUCIレース第2戦:Fengfeng Station (Fengfeng District,Handan City)でございます。
朝7時に起床。ちょっとノンビリして8時から朝ご飯。本日の予定だと女子選手2名は午前中、コース試走やロードワークに行かないので、部屋でストレッチしたり。あと、かなり暑くなりそうなので、ハイポ飲料を飲んで水分をしっかり摂取( ^ω^ )
11時からの昼ご飯でも水分摂取を狙って、キュウリやらスイカを食べるように。12時半にスペアバイクのBOMAエピスちゃんをメカニックに託してから、また部屋に戻って支度。暑くなるからウエアはチャンピオンシステムのTT用スキンスーツ。これは半袖で生地が薄くて襟ぐりがカットされているので涼しくてイイ( ^ω^ )靴下はR×Lソックスで私もお手伝いして開発中のソックス。コレはランでも有効なので、今レースのようにランの多い機会に!と持ってきました。日焼け止めにスポーツ化粧品アスリートXを塗り込んで、午後1時に会場へ出発!
自転車で5分ほどで会場に到着、するも各チーム用のテントの場所が分からずウロウロ。ようやくテントの場所が分かって荷物置いてから、オンロードでアップに行ったら、メインバイクのBOMAドーラⅡちゃんのフロントギア辺りからキューキュー音が(T_T)なんでー?
しかし全くウォーミングアップなしで走るのはヤバいので、とりあえず15分ぐらいダッシュ入れて脚と心臓に刺激入れてから、チームテントで待つメカニックの所へ。気になる箇所を伝えて自分はレースの支度。アスリチューンの赤を飲んで水を飲んで、タイヤの空気圧を前後1.8にして準備完了。キューキュー音もBBが原因と分かり、応急処置して完了。
スタート前の召集が始まるまで、スタートゴールのストレートを往復してアップ。そしてスタート5分前からコール開始、私は前回レースと同じゼッケン12番なので2列目。スタート直後のオフロードへ入る角度に余裕がある右側を位置取る。
前回レースと同じ21名で、女子レースは定刻の午後2時半にスタート!スタート直後にペダルはまって上手くいった( ^ω^ )のに、私の目の前の選手がバックアタック(T_T)またまた、ほぼビリッケツでスタート直後のオフロード区間へ突入。更に乾ききった土のフカフカなコースのカーブにタイヤ取られて前でヨロケるのも出る始末。ただ、最初の取っ散らかりは上手く処理して先ず2名ほど置いてきたw
全体的に激しい高低差はないけれど、フカフカ土なコーナーが多く、長い30段の階段を2回登らなければならないコース。最初の緩い下りの後には、10段の階段に下りスロープ。グラベルロードなストレートや、コーナーの連続する下りの後に両面ピット横を通って30段の階段。この行きの階段は昨年と同じく、自転車を階段端の隙間に乗せて滑らして押して行くwこの後が登り基調。とにかくギアチェンジのタイミングを上手く合わせることで脚の負担を軽くし温存する。そして木のスロープの後に両面ピット、からのUターンカーブで下り基調へ。ロール箇所から短い急な登りを2回、そして30段階段。こちらは自転車を滑らすスロープが使えないので担がないといけないが、事前に小坂父からFacebookで「ココは空いている左手で手摺を掴んで、その反動を利用し登れ」というヒントがあり、前日のコース試走でも実践して遣り方は分かったので実施。なかなか良いリズムで階段を登れる( ^ω^ )父ありがとうございます!
この後はスタートゴール地点に向かい、微妙に脚にくる登り基調。ココで踏み負けるとペースがガタ落ちするので、ダンシングを入れてリズムを落とさないよう。これで昨年は1周回が8分台だったのだが、1周目でメーターチェックしたら7分台の後半!ペース速い(T_T)てか、私でこのタイムだからトップ連中はもっと速い。と、なると昨年は全6周だったけど、今回は7周になる可能性あるぞ。ペース持つかな?
更に私の前後で、似たペースの選手が2名合流し抜きつ抜かれつの状態で行くことに。一瞬、無理して抜こうとも思ったが、相手がタレるまで出来るだけ頑張って付き位置で走りながら耐える。
あと担ぎが多くボトルゲージを取っていたので、2周目以降は毎周回ピットに入りペットボトルの水を飲んでから、Uターンカーブの入りも浅く走って行く方法で。そのピットに入る直前が木のスロープから下るので、毎回下りながら「行きまーす!」と叫んで、ピットで補給タイミングを合わせてもらった。
更に周回を重ねるごとに、昨日までのコース試走やレースの走り始めではフカフカな土のコースが、表面のフカフカが取れてガタガタな路面に!そのためレース中盤から下りが思ったよりスピードアップするしガタガタでコントロールが難しく、一回だけ曲がりそこねてひっくり返りそうになった(T_T)しかしカーボンフレームの粘りとディスクブレーキで堪えて回避、ちょっと前と離れたけど階段で追いつくw
そして周回数は嫌な予感どおり全7周に。レース後半では、暑さでタレてきた選手を捕まえるながら走り自分を入れた3名パックで進むが、MCを聞いているとトップのペースがかなり速いみたい。6周目に入った時にトップ同一周回は難しいかな?と判断。となるとゴール地点手前にある80%カット地点に到達するまでに少しでも順位を上げたい。5周回目にピット入った時点で小島メカから「今、14番!」と教えてもらったので、今の順位でもUCIポイント圏内だけどチャンスあれば1つでも順位を上げたい!先ず暑さでタレた選手を1名捕まえる。そして80%カット地点手前の微妙な登りで、一気にダンシングで加速して1名パス!追いつかれないように逃げながら、80%カットにいるPCPに「ハイっ!」とアピールしながら雪崩れ込み。残念ながらトップ同一周回まで僅か及ばず(T_T)しかし、みみっちく順位を上げたw
<女子レース牛オンボード動画>
*前半分
*後半分
最後のスプリントで、かなり無理してしまい順位認定後は倒れ込みwしかも最後の30段階段で怪我してカサブタになってた右膝に自転車がヒットして剥がれ流血。倒れた私を心配した事務局のカネさんが流血見て更にビックリし看護師サンを連れてきちゃった!実はカサブタが剥がれただけ、とは中国語で言えるワケもなくwとりあえず英語の分かるカネさんに、ホテルの部屋に自分の薬あるから大丈夫!と何とか伝えて処置はしないでもらった。実は以前レース前に転んで怪我して処置してもらった時に、懐かしい赤チン出てきて「ヤバいw」と思ったんでwww
流血は水で洗ったらスグに止血したので、チームテントへ戻ることに。そのタイミングで西山みゆき選手がゴール!彼女がトップ同一周回の最終走者だった。
テントに戻ると、次の男子レースに出場する選手達が支度中。ケアにアスリチューンの青を摂取しながら男子のスタート前ケアの準備。合間に私同じ50歳で出場していたベルギーの女子選手クリスティーンとハグしてお互いの健闘を讃えた。
午後3時半から男子レースが定刻スタート。これを見送ってから、みゆきちゃんと自転車2台曳きでホテルに帰還。シャワー浴びて自転車輪行と荷造りに取り掛かる。土ほこりだらけのBOMAドーラⅡちゃんを拭いて、BOMAエピスちゃん用に前輪を借りたカンチブレーキ車を返却。先ずは手慣れているエピスちゃんから梱包しているうちに男子選手達やスタッフ一同もホテル帰還。何と織田 聖選手が3位入賞で表彰台に(´∀`)中国レース遠征の日本チーム初の快挙‼︎ 更に小坂 光選手も8位とシングル順位、斎藤 朋寛選手は15位と素晴らしい快挙!
そんな光選手からビールの差し入れいただき、先ずはみゆきちゃんと乾杯!更にスタッフ一同、選手達で乾杯(´∀`)レース後の一杯は旨いなあ!粋な計らいに感謝( ^ω^ )
そして小松メカニックに手伝ってもらいながら、ディスクブレーキのドーラⅡちゃんも梱包。自転車が上手く箱に収められたら、隙間にウエアやお土産を詰め込んで輪行は完了!途中で日本留守番中のスドーマンと無事を連絡していたら、賞金の用意が出来たとのことで輪行箱を降ろしながら受け取りに。自分は13位ぐらいかな?と思ったら、ナント12位(´∀`)今迄、中国レース遠征に5回行ってるけど、自分最高順位をゲット!UCIポイントと初の3桁ユーロ賞金もいただきました( ^ω^ )有難い有難い‼︎ 更に西山みゆき選手はシングル順位の9位をゲットし、やはりUCIポイントと賞金ゲット!今回は日本女子選手2名で、2レースでUCIポイントを獲得出来たんだなあ!コレも、なかなかの成果だと思います( ^ω^ )
夜7時前には日本チーム全員の荷造り完了したので夕ご飯。その後に昼間レース会場だった場所で音楽祭に行ってフェアウェルパーティー、、、なのだが、ナント私達の北京空港行きバスの出発が夜9時(T_T)当初はレース後に一泊のハズが、昨年に引き続きのバス移動に。まあ、昨年は夕方6時発のバスで夕ご飯が食べられず、空港到着が夜中の2時だったことを考えたら少しはマシかな?と言いながら、ホテルを出発するのでした。
出発前にパンダになって、いろんな方にご挨拶( ^ω^ )主催者のソンさんパパとも挨拶出来た!今回も沢山お世話になりました。ありがとうございます‼︎
でわでわ。