40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

JCRC特別戦・下総ロードレースレポート

どもです。

ようやくレースレポートを書き上げました!

=======

・大会名 JCRC特別戦・下総ロードレース
・日時 2016年7月2日(土)  
・会場 千葉県成田市・下総フレンドリーパーク(1周=約1.5km)
・気温 昼近くには33度以上になったかも?
・コース状況 ドライ
・距離 1周1.5km×10周=15km
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 1位・24分04分551・2位との差は約40秒

・前日の就寝時刻:夜11時
・起床時刻:朝6時
・レーススタート時刻:昼11時50分(男子M3と同時)

・ウォームアップ開始時刻とその内容:10時45分ぐらいに下総FP周辺を40分ほど流してきた。地元なので道が分かるのは有難い。

・レース目標:優勝。M3レースの選手としっかり走る。

・レース戦略:M3レースの走行に邪魔にならない程度に、且つ積極的に走る。

・戦略上で注意すべき選手:まずは自分がしっかりと走りたかった。

・レース前の食事(内容と戦略) 朝に軽くパンを1個。その後にレースを観戦しながら9時ごろに会場近くのスーパーでお弁当で冷やし中華を食べて、水分を多めに摂取した。

・スタート時の覚醒水準(集中力) :暑かったが集中力は高い。

・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:暑かったのでオイルは使わなかったが、虫が多いので虫よけのみ。
あと、こんな時こそ!のご紹介。いつも使用しておりますが、こんな暑い時はアスリートXの日焼け止め!汗をかいても流れないので、これからの時期に是非。特にSPF50は「冷んやり成分」が入っているので、塗るとスッキリする効果もございますw

f:id:rockmutsumi:20141221101902j:plain

http://www.athletex.jp/


・レース中の補給内容:ボトルに水を500cc用意したが、途中で1口飲んだのみだった。

・レース後に摂取したサプリメントなど:翌日にチーム練習だったので疲れを溜めないために、江崎グリコの「おいしいアミノ酸BCAA」を一包。

f:id:rockmutsumi:20160704145321j:plain

今回のレースデータ。最初の1周目のタイムが遅いのはスタート50秒前にスタートボタンを押しちゃったためです。すいません!

実は5月1日にゲストとしてオープン出場した、マトリックスの女子レース(その時は4周のレースだったか?)も結構、ラップタイムが速かったんですが、こちらは10周のレースでナント毎周回で2分30秒切り。ヘタすると2分20分を切っている周回も何回かあって、怖くて後半メーターが見られなかったのは、ここだけのハナシw

 

f:id:rockmutsumi:20160702121025j:plain

レーススタート前の状況。M3(マスターズで61才以上男子のクラス)の方々と同時にスタート。ちなみに女子は3名だけでしたが、皆、走りが積極的でした!

 

・レースの内容を簡潔に。

スタート前のレースで落車が発生したため、予定のスタート時間である11時50分からは遅れる、との放送があったため、コースに干渉しない箇所で、ちょっと刺激を入れつつレース再開を待つ。しばらくして12時ぐらいになってから「レース再開」のアナウンスが入ったのでスタート位置に移動。

今回の女子レースは出場3名、一緒にM3(男子61歳以上のクラス)の6名と同時スタート。最初に1周回のみバイクの誘導で全員でコースをゆっくりと走ってから、再びスタートラインで停止。スターターの合図でレーススタートとなる手順。なおJCRCルールでゴール時にガッツポーズなどで、ハンドルから手を離す行為は禁止。

スターターの「スタート1分前」のコールでスタンバイ。そしてレーススタートとなった。2クラスの混走なので各クラスの先頭をコントロールする先導バイクが2台ついたが、レースの序盤から積極的な動きをみせたのは女子クラスの3名。私も含めて集団の前方を固めながらレースを進行していった。

f:id:rockmutsumi:20160704150018j:plain

もうね、こんな感じで序盤から男子M3の選手たちに肉薄する「前に前に!!」な走りで女子のクラスの走りは良かったです!(撮影:NAMAZU  PLUS TOCHIGIさん)

 

その中から、M3の選手が集団の先頭に出る度にマークしながら集団全体の速度を上げていくようにしていく。そのうちに3周回目に入ってから、いよいよM3の大本命の大塚 和平選手(パインヒルズ'90)が集団の前方に出てきて、一気にスピードが上がった。このチャンスに付き位置に入るべく、和平選手の後ろにピッタリと付いてトルクピッチとリズムを合わせるようにしたら、うまく付き位置に!

おおおお!!こんな日がくるとは思わなかった!というのも、かなり以前から大塚和平選手の力強い走りは見ているし、一緒にスタートするレースの機会はあったものの、当時は私がロードが下手過ぎて一緒に走れる状態ではなかったからだ。今回は事前にスタートリストを見ていて「もしかしたら一緒に走れるチャンスがあるかも!そのチャンスがあれば、絶対に一緒に付き位置で走りたい!!」と願っていた。それが、このレースで実現できたのだ。

さらに贅沢にも「もしも和平さんと付き位置で走れたら、2人で逃げたいなあ」とも思っていた。まあ、そんなコトは他の選手たちが簡単にさせてくれない、とも思っていた。しかし、和平選手とともに先頭交代をしながら周回を重ねるごとにスピードが増し、しまいには1周回が2分30秒どころか、2分20秒すらも上回ってくる!!怖くてメーターが見られなくなるが、何度か後ろを確認すると、今まで女子の中村 友紀子選手(NAMAZU  PLUS TOCHIGI)を含めた数名がいたハズなのに、5周目ぐらいから誰もいなくなった!うそうそうそうそ!!マジで!! 

f:id:rockmutsumi:20160704150137j:plain

シアワセなランデブー!!M3トップの大塚和平選手(パインヒルズ’90)と2人で逃げる牛。残り2周回まで何とか御一緒できました!!(撮影:南野パパさん)

 

ここからは夢の時間。お互いの走りを確認しながら和平選手と私で逃げ続ける状況に。走りの感じが私にも非常に参考になることが多いと実感したので、一緒に走らせていただきながらイロイロと見ながら走る。ラインの入り方や勢いをかけるタイミング。先頭交代するタイミングも絶妙で最高の先生だ。このまま最後まで一緒に走り切りたい!!そう願った。

「残り2周だぞ!」と声をかけていただいて、コントロールラインを通過したあたりで、心臓がいっぱいになってしまった。脚にくるよりも無理がかかっているのが実感できたので、泣く泣く和平さんに付ききれず離脱してしまった。ただ、あまり間を空けないで最後まで行こう!と決めて、呼吸が落ち着いたところで再び踏み直し、ゴールで和平選手に遅れること約15秒でゴールできた。

今回の素晴らしかったことは、出場した3名の女子選手たちが、マスターズの燻し銀な走りに日和らず果敢に先頭争いしていたのが良かった!しかも、そんな女子選手達に胸を貸す形でM3のマスターズの皆様が、ぶつかり稽古のような走りで応えていただき、ごっつぁんでした!

何よりもシアワセだったのが、残り2周までレジェンド大塚和平選手とワンツーで逃げ続けられたこと。願わくは最後までご一緒したかったですが付きギレしてしまった。でも、こんな日がくるなんて。今回の現役復帰では、以前で見えなかったことや経験できなかったことが意外にも多くて、こんなBBAにもまだまだ得られることはあるのだなあ、と改めて思ったのだった。 

f:id:rockmutsumi:20160702131444j:plain

女子クラスの表彰式!両脇の2人が美人なので、牛はソレを誤魔化すために秘密兵器「ヒトんちの赤ちゃんを借りる」作戦を決行www

 

f:id:rockmutsumi:20160702131512j:plain

んで、コッチが本当のパパwお嬢さんなので、将来はRGJチームに加入予約をばwww

 

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合

3周目から大塚選手との逃げで、かなりデータを見ても負荷が高かったのだが腰にこなかった。全日本選手権が終わって、頭がクリアになり改善点が明確に見えてきたこともあるが、パワーに依存しない「コツ」で前に前に素早く!というのが、何となく見えてきた。

そして朝から暑かったこともあり、チャンピオンシステムのタイムトライアル用スーツで出場したが、やはり体への密着度が良く、クリテリウムやTTでは欠かせないアイテムになっている。

ヘルメットについてはOGKカブトのゼナード。これは激軽なうえに風の抜けが良いので、これからのように暑い時期のレースにはマストアイテム。抗菌効果のあるストラップの効果を維持するために、石鹸とか洗剤で洗うのはNG!たっぷりの流水で洗って、スグに干すのが一番効果的なようだ。

f:id:rockmutsumi:20150515170453j:plain

こんな感じでコンパクトだし、実際に軽量設計で長いレース時間やトレーニング時間だと実感するラクさ!

f:id:rockmutsumi:20150531073030j:plain

見た目以上に風が通るヒミツは、この仕組み!透けて見える箇所がヘルメット本体から、ちょっと浮いているのでヘルメットの中へ十分に風を通してくれるのです。

f:id:rockmutsumi:20150514165258j:plain

消臭効果のほか、通気性やクールマックス使用など、いろいろと機能の分かるタグの数々。OGKカブト・ゼナードの詳細はコチラもぜひご参考ください! 

http://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/products/cycling/zenard/zenard.html

 

・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)

全日本ロード選手権の敗戦から、5月後半からの不調の原因を探ってきたが、今回のレースで何か光明が見えてきた。勝ったから、という理由でなく、いぶし銀のマスターズ選手たち、そして積極的な走りをする女子選手たちに刺激されたからだと思う。特に私よりも遥かに年上、しかも60才を超えて尚も体力と帳合いを上手に取りながら走る「術」というのを、ご一緒に走ることで間近に知ることが出来た。

私なんか、まだまだ彼らに言わせたらヒヨッコだ。もっと出来ることがあるだろうし、得た術を若い選手たちに伝えることで怪我を防止できるだろう。またトップベテランとレースやトレーニングで一緒に走りたいと願っている。

・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。

ペタリング修行の旅に引き続き。あとはワンパンチ走行<ナイショ内容w

f:id:rockmutsumi:20160702092924j:plain

これはニセのパパです。たいへんに暑い中、ご参加された皆様、運営スタッフの皆様お疲れ様でした!!

f:id:rockmutsumi:20160702125128j:plain

女子レースの速報版の結果です。

 でわでわ。