40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

中国北京シクロクロスレース・Yanqing Station/UCI Class-1、そしてアフターパーティー

どもです。

前の夜、かなりいっぱい夕ご飯を食べたから腹ペコではないけれど、お腹の動きを良くしたいのと街中を見たいので朝散歩。外は天気が良いが、かなり肌寒い。これが昼近くなると日差しが強く暑くなる。まあ、乾燥していて蒸し暑くはないが寒暖差が大きい。

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今日の第2レースも女子は午後1時30分からスタート、しかしホテルから自転車で15分ほどで行けるし、3回目に走る会場なので移動の道順も覚えているぞwえーと、ホテル出て右行って、交差点3つ目を右に曲がり、また交差点3つ目を左に曲がり、んで道の左側に羊屋さんが見えたら会場入り口( ^ω^ )

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こちらは宿泊していた中銀酒店。名前のとおり、何と中国銀行が運営するホテルで、中の一部フロアが中国銀行なのです。

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朝8時に軽く朝ご飯、ついでに昼用のサンドウィッチを作る。更に暑くなるんで水分多めに摂取。

部屋に戻って相部屋の唐見ちゃんとダベリながら、ゼッケンをニットウ5000番で貼ったり。ウェアは第1レースと同じくTT用スーツ。実は第1レースで試走の落車で腰を大きく擦ってしまったが、薄いスーツ生地なのに皮膚は軽い擦過傷で済み、しかもスーツもホントに小ちゃい穴が一箇所空いただけ。更に血や泥も軽く洗うだけでキレイになった!おかげで2レース続けてTT用スーツが着れます(´∀`)有り難や!

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アスリートXの日焼け止めに虫除けをスプレーして肌対策バッチリ!脚元はコースにシケインがないものの、階段が3箇所あるので2レースともにR×Lソックスの五本指ソックスTBK-750R。コレはランニングが入るコースに最適でございますよ( ^ω^ )奥様!

合間に先にレース会場へ向かうスタッフにスペアバイクを預ける。今回はBOMAエピスRちゃんをメインに、エピスちゃんをスペアバイクとする。

昼は11時から食べられるので、レース会場に行く支度を完全に整えてから昼ご飯。

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11時30分に女子レースに出場する唐見選手、福本選手に、男子の竹之内選手に織田選手と5人で自転車移動、会場には15分ほどで到着。

会場には既にスタッフの皆さんがチームテントに待機していただいているので、タイヤゲージをお借りして昨日の試走で決めた空気圧に調整。実は昨日、何回かコース試走してIRCシラクマッドで空気圧を測ったら、何と2.3barも入っていた?? さすがにやり過ぎかも。でも2.2barぐらいは入れてもイイかも知れない。そこでメインのIRCシラクには前後2.2bar、スペアのIRCシラクマッドには前後2.3bar入れてみて、正午からの試走にゴー。

ラインを再確認しながら走るが、前半のオンロードやゴール手前の800m辺りからの高速区間が皆、尋常じゃなく速い!私も速く走ってるつもりなのに(T_T)かなり不安になる。

試走前にトイレ、そしてコース試走を2周してから、も一度トイレ。午後1時ちょうど、会場外にある舗装路の直線を往復して最後の仕上げ走。公園の入り口までで往復すると丁度15分になるので、戻ってきたらボチボチ、スタートコールが始まるところだった。

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photo:masakazu abe

ゼッケン順にスタートに呼ばれて前から3列目のほぼ真ん中にスタンバイ。前の選手が変に前後に動くので怪しい。隣の選手も前の列にタイヤを突っ込み過ぎているので倒れ込まれたら困るなあ、と。そして午後1時30分ちょうどに女子レースがスタート!

スタート直後、嫌な予感的中!やはり前の選手がペタルをハメ損ねて出遅れて、その横の選手がよろけてコッチに倒れてくるので前も横も塞がれて進めない私。なんだよ!!振り切るのに時間がかかってスタート直後のオンロードからオフロードに入った頃には最後尾。目の前の集団に付いていきたいのだけど、ものすごいスピードで振り切られてしまう。そんなに私、遅いのか??

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photo:masakazu abe

精いっぱい後半のフラット箇所も走るが前の選手の姿が1人も見えない。大きなミスもしないで走っているハズなのに、何かがおかしい。コントロールラインに入って2周目に入ったところでタイムを見ると9:21。30秒前にはメーターをスタートさせているので8分台で走っているはず。昨年とコースレイアウトが変わってないので、距離も一緒のはずだから、8分台というのは今までこのコースを走って最速のタイム。それでも前の姿が見えない状態。どうなっているのだ??

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photo:masakazu abe

帰国してから昨年のタイムと比較してみたが、コースは昨年とレイアウトもほぼ同じで、周長も変わらず3.3kmだったようだ。

<2016のタイム>コース周長は3.3km
1周目・9:52
2周目・9:23
3周目・9:29
4周目・9:40
5周目・9:51

<2017のタイム>コース周長は3.3km
1周目・8:52
2周目・9:10
3周目・9:16
4周目・9:20
5周目・9:25

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photo:masakazu abe

そして昨年は女子レース40分が5周回だったのに、今回は6周回のレースとなっていた。しかも残り1周回で脚きりされてしまった80%地点でタイムを見せてもらったら、トップは6分前半で周回していた。それでは全く歯が立たない。そんな私は残りあと僅か、1周回を残して32位でレースが終わってしまった。

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photo:masakazu abe

同じく日本から出走していた唐見選手はトップから約1分遅れの1ケタ順位で8位、福本選手は健闘して26位となった。

f:id:rockmutsumi:20170917160106j:plainこちらが女子トップ3の選手達。3位にUSAのエイミー・カチョレックが!(photo:masakazu abe)

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この後は男子レース。こちらの走りも見たくてピット付近でレースを応援しながら見ていたがスピードの次元が女子以上に段違いで速い!!その中を特に竹之内選手が健闘して3位グループまで後半に浮上し、4位ゴールしたのは凄かった。一方でメカトラなどで有力と目されていた選手がリタイヤや成績振るわずだったのは惜しかった。ただ、男子も女子も大怪我なく全2レースを終えられたのは良かった。

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何よりも第1レースでメカトラブルになってしまったバイクを池本さんに再調整していただき、更に移動後にも再調整いただき、非常に良い状態のバイクで走れたので、自分としては第2レースを最速ラップで走ることが出来たのは良かった。ただ、それでは全く世界的にはダメである、ということも分かった。もっとトップスピードを高くしなければならない。課題が又新たに出来てしまった。

そしてレースが終わってからも戦いである。というのもアフターパーティーが6時半からなので、それまでに自転車のパッキングを2台とも飛行機用に完璧に仕上げて、シャワー浴びて着替えて、その時間に間に合わせなければいけないのだ!

男子レースが終わってからレースリザルトがほしかったので、本部でプリントアウトを待ってみる。第1レースと第2レースとで、計測システムは同じマイラップスというのを使用しているのだが、オペレーターが違う会社のようで、第1レースはいつも見る顔だったし、スムーズにシステムを操作していたが、第2レースのオペレーター会社がイマイチで、どうもタイムの入れ替えが出来ないみたい。しきりに電話を掛けながらシステムをいじっているので、これは待っていてもダメだ!と諦めてホテルに戻るwww

<男子レース結果>

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<女子レース結果> 

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午後5時にはホテルに到着したので、BOMAのマシン2台を拭き上げながら丁寧にバラしてBTB輪行箱に詰めていく。ついでに飛行機運搬用にタイヤの空気も抜いて、液体物もパッキングしながら輪行箱へ一緒に詰めていく。1時間で2台をようやくパッキング完了して、その後、速攻でシャワーして着替えてお土産の準備して、部屋を出たのはパーティー開始の5分前!

昨年、一緒だったTanneさんに言われていたので、今回はちゃんとした服を用意して。あとパンダも忘れずにwww

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アフターパーティー開始でーす!まずは主催の御挨拶から。

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日本チームからのお土産と、主催側からのお土産交換!こんな素敵な記念品をいただきました!

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小坂 光選手は皆勤賞を!

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更に日本チームには特別表彰も!第1回大会から、ずっと日本から選手を送り込んでいることを評価いただいたようです。アジアからもシクロクロスの輪を広げたいですね!

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ここからはパンダの交遊録!まずはいつも一杯、お世話になっているセクレタリーの中国のナオコさんw

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エミリー・カチョレック(Emily/Kachorek)選手!今回は優勝できなかったけど、2レースともに3位入賞は凄い!またシクロクロス東京に来たい!と言ってました。

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エミリーと同じUSAから来た、ローラ・ウィンベリー(Laura・Winberry)選手、可愛い!

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同じ席になって交流できたニュージーランドのチームメンバー。一番右にいるのが2014と2016のニュージーランドCXチャンピオンのBrendon・Sharratt選手。いろいろとニュージーのCX現状などを教えてもらいました!

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ローラちゃんと一緒に写る彼は、シクロクロス東京にも参戦したことあるUSAのClark・Anthony選手。

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メカニックの高木さんと一緒なのは、イタリアチームのメカニック。私が1人でイロイロと自転車をイヂっていたのを「いいね、自転車好きなんだねー」と言ってくれたw

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そして大事な主催者のSongさん。本当に今回も沢山ありがとうございます!近々、日本に来られるとのことなので、いっぱいガイドとかしたいなーっと!

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そして大会審判長のUCIチームコミッセール、ミランさん(Milan・Dvorscik)!来月10月に取手UCIレースでお会いしましょうwww

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日本チームの皆さんもお疲れ様でした!至らない私をいろいろとありがとうございました!!

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世界的な可愛さのチカちゃん!

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この日が誕生日だったシアワセな人!今回はいつも相部屋でお世話になりました。今回の中国でも素晴らしい走りで好成績を残したカラミちゃん!!

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毎回、このレースに来るたびに知り合いの輪が広がるなー!ワイワイ!!!

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今回も素晴らしい御馳走で美味しゅうございました!!

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この後、KTVことカラオケにも行って、夜2時過ぎまで飲んでいたのはヒミツですwww

でわでわ。