どもです。
写真が少ないのですが。
とにかく学連主催のレースというのは、登録している各大学の自転車部が交代の当番制でレーススタッフとして動いたり、OBも長く関わっていたりと、その流れというか良い意味でのルーティーンが出来ているのが、毎回素晴らしいなーと思う次第。今回もお世話になりました!そしてご声援ありがとうございます!!
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・大会名 全日本学生選手権 第28回全日本学生個人ロードタイムトライアル自転車競技大会
・日時 2016年5月29日(日)
・会場 埼玉県加須市・利根川河川敷特設コース
・気温 25度から27度ぐらいか
・コース状況 ドライ・風少々
・距離 12.6kmコースを1往復=25.2km
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 7位・41分10秒550(トップ差+2:57:017)
・前日の就寝時刻 夜11時
・起床時刻 朝4時
・レーススタート時刻 9時35分ごろ
・ウォームアップ開始時刻とその内容
8時半から15分軽いギアでクルクルまわし、その後に心拍を150から160ぐらいまでに短く上げてから、再び軽く10分回しておしまい。
・レース目標
ターゲットレースではないが、しっかりと現在のTTのチカラを出し切ること。あと全日本TT選手権とほぼ同じ距離・時間を乗るので、同じぐらいの負荷で思いっきり走った後のケアと翌日のダメージの指針を把握する目的も果たすこと。
・レース戦略
風の影響は少なそうだが、事前にコース試走が出来ていないので瞬時に判断して、ペーシングをしっかりと保つこと!
・戦略上で注意すべき選手
全員の若い走りに何とか追いつくこと!!
・レース前の食事(内容と戦略)
朝6時ごろにマックでソーセージマフィン。あとは暑くなりそうだったので水分を多めに摂取した。
・スタート時の覚醒水準(集中力)
程よくリラックス出来ていて良い感じ。
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど
朝、起床後すぐに江崎グリコ・チームパワープロダクションのエキストラオキシアップを4錠。
・レース中の補給内容
ボトルに水200ccほどを用意し、スタート直前まで摂取。ただしレース中には一切補給なしでいけた。
・レース後に摂取したサプリメントなど。
水分を多めに摂取しながら、普通にパンを食べた。
・レースの内容を簡潔に。
スタートは予定どおりの時間で、女子レース全9名のうち5番目にスタート。1人ずつ1分間隔でのスタートとなった。
風の向きは往路が向かい基調、復路が追い基調な感じ、しかも往路が利根川の上流にむかい、復路では下流にむかうので、往路で結構なスピードに乗って、復路はガシガシ踏まないと、となるかな?と思ったが、そんなに単純ではなかった。
まず地形としては中央の盛り上がりを軸に、しばらく緩やかに登っていって、中央のカーブしている箇所を過ぎると下って行くような感じ。しかも、途中にカーブがある箇所からコースの向きが緩やかに変わっていくので、風の受ける向きも変わってくる。
そのため、最初の1kmか2kmぐらいまでは追い風・ほぼフラットの恩恵を受けたが、コース中間地点の6km先ぐらいから確実に「こりゃ登っているのかな?」な感覚が脚にくる。風の向きも左後方からだったのが、何となく前方に変わっている。むむう。
今回も埼玉TTと同じように1kmごとにラップタイムが表示されるようにセットした。この風の向きが変わる地点までは、しっかりとペースを刻んで1:30。ただ、この時点で「1:25でいくつもりだったのに遅いわ、まずいなー」という感じ。でもココで無理したら復路で大崩しそうだったので、徐々に上げたかった。
しかし、先ほども書いたように中間地点からの思いもしなかったコース状況の変化で、脚が意外と重くなってしまった。ここで一回1:34まで落ちてしまったが、その後にちょっとづつ戻して頑張って回していくと徐々に脚が軽くなった。ここで「もしかして下り基調になっているのか?」と想定し、その流れでタイムを上げていく。
しばらくして折り返し地点が見えてきた。先にスタートした鹿屋体育大学の中井彩子選手が折り返して復路に入ったところがみえた。何となくカウントしたら約1分ぐらいか?なんだよー、タイム差がスタートから変わってないじゃんよー、ダメじゃん私。
折り返しに入る前に落ち着いてシフトダウン、からの折り返しからの立ち上がりは、なかなかスムーズにクリア。おしおし。その後は登り基調な感じになるなーと思いながら、徐々にシフトをアップして踏ん張る。復路最初のラップが1:43。うーん、出来れば1:40ぐらいにまとめないとマズイいんだけどなー。しかも結構、風の影響もあって進ませるのがキツイ。
そこで、ヘルメットがKOOFU・BC-Glosbeにしているから、頭を下げてうつむいた状態の方が風が流れるはず!と頭を下げて、視線を下にしながら踏ん張る!コースの進む方向はセンターラインの黄色いラインをみながら走る。なんか昔、水泳で自由形を泳ぐときにダッシュを入れる際にコースの下のラインを目印にして泳いでいるような感覚。確実に風が首の後ろに流れている音がしているし、少しずつタイムも上がっている!中間地点で1:40を切るようになってきた!!
そしてカーブの地点を経過して、しばらく走っていたら再び脚が辛くなってくる。しかも今回はかなり重いし息も上がってくる。
残り距離を何度もメーターで確認するが、なかなか距離が稼げない。これで冷静さを崩してしまった。残り2kmの看板が見えたときに、脚の状態を考えて「このままのギアで踏み続けたらタレてしまうかもしれない」という考えがよぎってしまった。そこで1つだけだがシフトダウンしてしまった。
そこからはダダ下がり。ゴールしてから過呼吸気味になってしまったものの、その後に次々とゴールに入ってくる選手のタイムをカウントしてダメだと悟った。今回は残りの2kmが最悪だった。
<サイクルコンピュータからの1kmごとラップデータ>
km/タイム/心拍/ケイデンス/時速
1/1:28/156.1/105.7/41.3km
2/1:30/162.7/96.4/40.1km
3/1:30/164.4/96.7/40.2km
4/1:29/166.3/97.0/40.4km
5/1:29/169.7/96.8/40.3km
6/1:30/170.1/96.3/40.0km
7/1:34/171.9/91.7/38.1km
8/1:32/171.7/94.1/39.1km
9/1:31/171.8/95.3/39.7km
10/1:31/170.0/95.4/39.8km
11/1:29/172.5/97.5/40.6km
12/1:26/173.5/100.7/41.9km
13/1:43/171.7/90.3/36.0km
14/1:49/173.4/81.4/33.2km
15/1:43/174.4/94.4/35.1km
16/1:40/175.1/91.8/36.0km
17/1:45/174.9/91.2/34.1km
18/1:38/174.0/93.8/36.7km
19/1:37/173.6/92.9/36.9km
20/1:39/174.4/87.4/36.4km
21/1:45/175.1/82.9/34.4km
22/1:43/175.4/84.1/35.0km
23/1:42/176.1/84.3/35.0km
24/1:51/176.8/82.2/32.5km
25/1:49/176.8/84.4/33.1km
TOTAL 41:10:550/時速36.72km(+2:57:017)
※トータルタイムのみ公式レース結果から
優勝した日体大の古山稀絵選手がほぼ時速40km、それより2位から5位までは時速38km内に納まっているから、私の37kmにいかない時速なんて鼻くそである。やはり絶対的なスピードが足りない。まったく足りてない。ペーシングについては残りの2km以外はうまくいっているが、全体的にタイムが低い。特に追い風を生かせないのは相変わらず。
それならば良かった点があるのかい?といえば、ポジションは完全に出たこと。脚回りがよくケイデンスも無理なく出ているし、姿勢もハンドル周りも辛くない。このままのポジションで全日本TTはいけると思う。ヘルメットのチョイスも当たりだった。あとはもっと縦の風の抵抗を少なくする姿勢を保つことぐらいか。
ようはスピードをつけること。あとは高いスピードの維持を長く保つこと。課題は山積みだ。
・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
BOMAのエランTTの使用は2年目だが、今年の乗り方に沿ったポジションが良い感じで出てきた。以前も書いたが、コンパクトだからこそ硬めの乗り味であるのでスピードが一旦乗ってくると安定する。その安定をBOMAのディスクホイールTH-DDが支える感じ。
今回も使用のホイールはフロントはBOMAカーボン38ミリハイト、リアは上述のとおりBOMAのディスクホイールTH-DDで出走。
ギアについては、フロントは真円ギアで53×39。ほぼ平坦コースだったのでリアは12-23で。
ヘルメットは今回もOGKカブトのKOOFU・BC-Glosbe。これだと苦しいときに俯くと、ちょうど首の後ろに風が流れると思うし、実際にラク。ただ全日本TTには一応、OGKカブトのエアロヘルメット「エアロK1」も用意。これもうつむかなければ、かなり風を切るので。
あとレース後から翌日までの実験について。
レース後、ぜえぜえで息絶え絶えだったが、頑張ってスグにチーム車に戻ってGTローラーで30分、本当に軽いギアでクルクルと脚を回してじっくりとクールダウン。その間にしっかりと水分を補給。
ダウンが終わったら、やぎサンに教わった関節各部位をクルクルとまわしてほぐす運動をいれたストレッチを丹念に。その間に着替えも済まして体、特に脚を冷やさないように。
ストレッチを終えたら、オゾーネのマッサージオイルでセルフでマッサージ。ここまでをレースを終えて2時間ぐらいのあいだに終わらせておいた。
翌日の脚の調子は重くなく良い感触。ただ腰の重だるさが出て最初の30分ぐらいが辛かったが、これはレース前のアップを入念にやることで解消は出来そう。本当は翌日に100kmぐらい乗る予定だったが雨だったので60kmほどで。でも走れて感触の確認は出来たかな?と。
・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)
準備は出来てました。私自身のスピードが足らないだけです。
・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。
高いスピードの維持を長く保つための追加メニューを開始。3km周回のグルグル周りかな。
あとは高いスピードの実施なのだが。下りの区間でもっと踏み込んで感覚から変えていかないと。
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大学行ってない牛がいうのもなんですが、大学生ってキラキラしてていいねー。バカ田大学ということで学連登録ダメですかね?<ダメに決まっているだろー。
でわでわ。