どもです。
今日は滅多に上映されない珍しい作品が都内で夕方かかるので、それまでに走ってくる。
お揃いのR×Lソックスで走りに行きます!ミドレンジャーとモモレンジャーw
朝5時半に起きて、軽く朝ご飯食べてから7時半頃にスタート。先週も走ったエコマインから桜田権現、からの神崎と青山へ。
多古の登坂も青山の登坂も、2分近くを260wで行けた。5倍以上、しかもダンシングでなくシッティングでスドーマンにピッタリ合わせて走れたのは良かった( ^ω^ )
曇りだし気温は高くないが、湿度がメチャクチャ高くて水の中を走ってるみたいで蒸し暑い!だから青山登坂が終わってからは流して、蓮を見に行く。
雨上がりの清々しい風景に、素敵な蓮の花が満開!
何だか、あの世に来ちゃったみたいだわw
無事に帰宅( ^ω^ )程よく走れました。片付けたら、シャワー浴びて支度して出かけます。
我が家近くのユアエルム地下にある、インドカレー屋さんギータで昼ご飯。
スドーマンはキーマカレーとナンのセット。
私はビリヤニ。何だか頼む度に内容が変わるビリヤニ、しかも質が落ちるのはナゼだろうw
スドーマンは修理完了した車を受け取りに、私は京橋の国立映画アーカイブへ。
コレも今月、別の日に上映あったんだが、タイミング悪くて行けなかった(T_T)特に美女と液体人間は観たかった!
で、今回はコチラ!題名からしてスゴイ「気違い部落」です。1957年の松竹映画作品で、当時の芸術祭参加作品でもある、上映時間136分とたっぷり、且つ骨太な内容であります。
冒頭は牧歌的、しかも案内役として出演する森繁久彌の木訥とした語り口で軽やかに始まります。のっけから気違い連発するからビビりますが、ようは気違い=人間の欲望を剥き出しにしながら生活する様、を指しているようです。東京の中心部=日本橋から50kmぐらいしか離れていない某部落があり、そこを人は気違い部落と呼ぶと紹介してますが、地名の一部が八◯子と出ちゃってますw
その部落は14世帯ほどで慎ましく、しかし一方でなりふり構わず欲望のままになることもあり、その塩梅は親方が上手いこと采配している。だが主人公の農夫が土地の境界線を巡り、親方と悶着。その日を境に村八分となってしまう。それでも農夫は生活を続けていたが、一人娘が肺を患う。部落の関わりからは第3者な立場の駐在員が結核の特効薬を農夫へ教えて、しかもアンプルを手に入れ娘は快方へ向かう。このままで行けば明るい将来が待っていたはずだったが、なんと農夫が特効薬のアンプルを他の部落にいた結核患者へ売ってしまう。折角、治りかけた農夫の娘は薬が足らず、容態が急変し死亡。せめて葬いは部落で出せるように親方へ頭を下げるように言われるが、農夫の嫁が固辞して完全に部落と縁を切ってしまう。
ラストで農夫がイタズラで放火に見立てて野焼きし、放火と見間違えた部落民が大騒ぎするシーンは最近、山口の限界集落で村八分にされた男が近所の人を殺して放火し「つけ火して煙喜ぶ田舎者」と貼り紙した件を思い出す。この映画の締めで、森繁さんが「同じような事が日本の何処でもおこなわれているのです」と語る。そうなのだ、この作品の頃も、そして今も同じような事が起きているのだ。なかなか考えさせる内容。主人公の農夫役である伊藤雄之助、妻役の淡島千景、駐在役の伴淳三郎など、出演する役者さん達が素晴らしく、また娘役の水野久美が初々しくて可愛らしい。重いテーマを、しっかりとした演技でガッツリ支えている。良い作品が見られて良かった!
上映後はタイミングよく電車に乗れて、船橋まで来たら夕ご飯時。でわ、ちょっと寄りますか。
久しぶりにコの字で一杯。有り難い、有り難い。帰りは最寄り駅からスドーマンが直ったばかりの車で迎えに来てくれました( ^ω^ )ありがとう!
でわでわ。