40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

スーパークロス野辺山UCIレース・Day1

どもです。

今回もたくさんのご声援と写真撮影いただきまして、誠にありがとうございました!

・大会名 JCX第6戦・シクロクロスミーティング第4戦・野辺山 (UCIクラス2) Day1
・日時 2016年11月26日(土)  
・会場 長野県南牧村野辺山・滝沢牧場
・気温 4度ぐらい
・コース状況 雪、泥、一部アイスバーン箇所あり
・距離 約2.5kmを5周回(40分)
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 14位

・前日の就寝時刻 夜9時
・起床時刻 朝7時
・レーススタート時刻 午後1時30分

・ウォームアップ開始時刻とその内容
昼12時10分からの試走でコースを2周、その後に舗装区間で往復しながらダッシュをしつつアップ。

・レース目標
10位に入ってUCIポイントを獲得すること。

・レース戦略
久しぶりの雪とアイスバーン走行なので落ち着いて走る。前半から上げ過ぎないように。

・戦略上で注意すべき選手
川崎路子選手、福本千佳選手、西山みゆき選手。

・レース前の食事(内容と戦略)
宿泊先で洋食の朝ごはん。野菜や卵料理などバランス良くって美味しかった!試走前に菓子パンを1個。

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・スタート時の覚醒水準(集中力)
相変わらず集中は高かった。

・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど
朝起床時に江崎グリコのエキストラオキシアップを4錠。アップする前にホットバルムの1番を脚と腕、指先に塗布。

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・レース中の補給内容:スタート前に水を飲んでからは、なし

・レース後に摂取したサプリメントなど:なし

・レースの内容を簡潔に。

レースは午後1時半スタート。2日目も同じなので分かり易い。初日の今日はスドーマンの出場するマスターズのレーススタートが早いので、スドーマンのピット作業をしてから即受付、ライダースミーティング、試走してから着替える予定だった。しかしマスターズが予定よりかなり早くレース終了し、更にライダースミーティングがなくなったので着替えてから上に合羽を着てコース試走。スドーマンとイロイロ確認し2周ほどしてから、舗装路面を往復しながらダッシュしつつアップ。

この日のメインバイクはBOMAのエピスちゃん。タイヤはIRCシラクMADを前後に、空気圧は前1.63bar・後1.6bar。最近はヌタヌタの際には後ろを緩めにしてグリップしやすく、前は少し圧高めにしている。

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かなりの寒さだったので、足元についてはR×Lソックスのランニング用メリノウール五本指ソックスを履いて、その上からバイク用のTBK-500Rを重ね履きした。メリノウールのソックスは暖かいが蒸れがなく、TBK-500Rは指の辺りにゆとりがあるので重ね履きしてもゴロゴロしないので丁度良い。

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撮影:伊藤徳嗣


ウェアについてはチャンピオンシステムのワンピースにした。これに袖なしのアンダーを着て、頭が冷えないようにR×Lソックスのバフをヘルメットの下に装着。これをすると頭が冷えないだけでなく髪の中に泥が入り込まないのも良いのだ。
グローブはOGKカブトの冬用グローブKG-8W。春先ぐらいまで使えるのであまり指先がゴロゴロしてなくって、一方で濡れにも強いので泥の寒い時にも安心。手首まで長さがあるので寒い時も助かる。
ヘルメットは今季のシクロクロスシーズンから、OGKカブトのKOOFUのBCグロスペにしているが、少し重いもののコンパクトな形状でバイクを担いだり階段を上るときにも、頭の後ろのデザインがスッキリしていて邪魔にならないので良い。
シューズにはスパイクは付けないで準備。今回はドロドロになることを想定して2足用意した。顔にアスリートXのアンダーベースと日焼け止め。この日は雪焼けの心配もあったし、長野県は乾燥が激しいが肌のトラブルを予防するとともに、何よりも使うほどに肌のコンディションが良くなるのが有難い。

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コールアップがスタート10分前、私は運良くギリギリ1列目で左のイン側となった。その後、23名がオンタイムでスタート!スタートでペダルキャッチがミスり、ハマってから一気にスタート区間の舗装のうちに追い上げようとしたらイン側に行き過ぎて転倒落車してしまう。かなり身体の左側を打ち付けてしまうが、自転車も身体もダメージないし!とスグに起き上がりムキになって前を追う。ムキーっ!!

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撮影:Kensaku Sakai

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撮影:Kensaku Sakai

コースは午後になっても溶けてないアイスバーンが泥の下にも残り、更に溶けている箇所はヌルヌル。思ったよりは不安定な路面ではないのだが、何かフラフラし上手く安定して走れない。2周目に入ってから折角9番手ぐらいまで上がり舗装区間で追いついても、泥に入った途端にモタモタして番手を落としてしまう。後でスドーマンに指摘されるが、ギアをかけずに回してしまい不安定な走りに拍車がかかったようだ。

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撮影:Okamoto

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撮影:Kensaku Sakai

更に3周目は、10番手パック4人位置に喰らいつけた所でチェーンを落として大失速。チェーンを直している間に2人に抜かされてしまう。この時に16番手まで下がる。ぎゃあ!コレはマズイ!と猛烈に走っていたら途中で「牛さん、肩にチカラ入り過ぎ!」の声が。コレで我に返った!!

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撮影:Kouji Fukui 

息を深く吐いて肩のチカラを抜くようにメチャ意識して落ち着いて先に行かれた2人をキャッチ、そして残り1周で抜きつ抜かれつとなった。ゴール前のスラロームで登り側になる箇所で前に出てからは、追いつかれないようにラインをとって、最後の直線で引き離しに成功した。結果14位で賞金はいただきましたが、UCIポイント圏内にはならず。

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撮影:Kensaku Sakai

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撮影:Okamoto

レース2日後にヤギさんこと、やぎ整骨院に行ったら、落車した側の左肩が外れる寸前の状態だったらしい。「この状態だと肩が不安定でチカラを入れないと痛いハズだから、肩にチカラが入りやすかったのかも」とのこと。そして翌日はナゼ、肩からチカラが抜けたのか?は翌日のレースレポでw

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
落車したときに左肩を路面に叩きつけてしまったようで、ちょっと痛かったが気になる程でなく。転んだ時の受け身は良かったはずなので大丈夫だろう(と思っていたが、レース後に診察してもらったら脱臼寸前でしたw)。あと軽く膝を擦りむいていたが、レース後に良く洗って処置したので大丈夫。

今回はメインバイクをBOMAエピス、サブをBOMAエピスRとしていたが、意外とエピスRが泥の中でもしっかりと走っていた。エピスの方が泥のトルク走りがしやすいので嬉しい誤算。明日は試走で判断になるけどエピスRをメインにするかな?

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撮影:Kensaku Sakai

・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他) 
何よりも昔、散々長野シクロクロスミーティングで寒さの中を走り回っていた経験が生きて、寒さ対策やバイクなどなど準備はバッチリだった。レース後も、ピットに自転車を取りに行ってから直ぐに着替えて、ドロドロになった着替えはビニール袋に入れて片付けも手早く。翌日もレースなので早々に宿に引き返した。

泥の不安定コーナーなどで余計なブレーキをかけてしまうため、ブレーキシューはどんどんなくなってしまうのは申し訳ない。もっとスキルアップが必要。2年前の野辺山のドロドロレースよりはマシではあったが、まだスキルが足りないので更に冒険練習を重ねる。

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撮影:Kensaku Sakai

・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。
2日目のレポートにまとめて記載しまーす。

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撮影:Kensaku Sakai

野辺山に出現する、偽パラッパラッパーwww

でわでわ。