40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

エコマイン周回から51号トラバース、音楽バトンその3

どもです。

「3日目/10日ーほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。」

3日目は、こちらです。
Marc Almond「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL」

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以前、1997年にシクロクロス・ワールドカップ出場のためにオランダへレース遠征に行った時の事。初めての海外レース遠征で右も左もわからず、レースでもマトモに走れなかった悔しさで寝れない夜がありました。その夜に、そーっとと居間にあるTVを点けてみると音楽番組らしきものをやっていたので、音を小さくしながらボーっと観ておりましたところ、なんとマーク・アーモンドが登場!浪々と歌う彼の姿を見ていたら「こんなことでクヨクヨしている場合じゃない!」と元気になった想い出があります。

マーク・アーモンドはソフトセルのボーカルとして1980年にデビューしてから、のちにソロシンガーとしても活躍しているベテランであります。実は今年9月にロンドンのO2アリーナでソフトセルの再結成且つラスト公演をおこないます(コレ、行きたかったんだけど良い席が瞬時で売り切れて断念w)。

そんなマーク姐さん(とあえて呼ぶのは、私と掟ポルシェさん)の表現豊かでディープな歌声に目覚めたのはソフトセル作品でなく、ソロ作品から。しかもブロンスキー・ビートと組んだ1985年リリース作品「アイ・フィール・ラブ」という変化球な作品wソフトセルは、まあまあ日本でも聞ける機会のある曲もあったので知ってはいる程度ではありましたが、この「アイ・フィール・ラブ」で、当時ブロンスキー・ビートのボーカルだったジミー・ソマーヴィルの線の細いファルセットボイスに絡むような、マーク姐さんのアルトパートな渋い歌声!バックのテクノ100パーセントな軽めのトラックに、この2人の声の絡む様が凄まじい印象しかなくwそのまま12インチを買ってしまいました。

んで、このライブ映像があるんですよー。映像はモントレージャズフェスティバルでの様子。ライブ当時、ブロンスキー・ビートはジミーちゃんの脱退とともに、ジミーちゃんが新しいプロジェクト「コミュナーズ」を見切り発車で始めてしまっていて、その相方(クラリネット吹いている兄ちゃん)も同じステージに立たせている、というカオスな状態。その中で「アンタ達、なーにやってんのよー」と言わんばかりにマーク姐さんが見事なステージにまとめている!という奇跡の映像です。

youtu.be

これも当時、知り合いの家でビデオを見ていたこともあって、マーク姐さんの印象が益々強く残ることとなります。

それからマーク姐さんの作品を追いかけることとなります。ソフトセルは勿論なのですが、どちらかというとマイク・アンド・マンバスのスパニッシュな影響を受けた作品や、ソロ作品のリリースを重ねるごとに強くなってきたシャンソンの要素はドラマティックな歌い上げが彼のボーカルにマッチして素晴らしい曲を数々生み出し、その辺りを多く漁っておりました。

そして何よりライブが素晴らしい!!1986年にウィリング・シナーズをバックメンバーに初来日を果たしておりますが(確か中野サンプラ)、こちらを見に行ったときにイントロが鳴り出した途端、客席を無視して後ろから観客が雪崩れて前に押し出されてしまい、結果ステージ脇で肘をついた状態の最前というオイシイ位置でライブを間近に観られたのが良い経験となって、マーク姐さんの歌の世界にドップリ浸れました。その後の2度目の1991年来日はピアノ演奏のバックのみという超シンプル構成だったこともあり、更に声をジックリ聴かせる素晴らしいライブでした。さらに最近20年ぶり、2011年の11月に1日のみの来日公演も果たしております。こちらはアコースティックセットの構成との前情報ではありましたが、ほぼフルセットバンドでビルボード東京というシックな空間に合った濃いライブで酔わせていただきました。

なので、数々のマーク姐さんの作品の中から1枚!となると、この「ライブ・アット・ロイヤルアルバートホール」になります。1992年に英国はロイヤルアルバートホールにておこなわれた、彼の活動12年を祝う特別なライブを収録したライブ盤なのですが、曲もたっぷりソフトセルから当時の最新作、更にはピアノ伴奏だけで歌うコーナー(ま、ピアノの彼氏とラブラブだったからなーw)、オーケストラをバックにした壮大なアレンジに、素晴らしいバックダンサー勢揃いで、もう濃密たっぷり過ぎて満足な内容になってます。

この作品はビデオ(のちにDVDも発売)にもなってまして、こちらは疲れ切ったときや落ち込んで辛いときに観ると元気になるので、私の「ユンケルビデオ」としての役目も担ってくれております。

綺麗なものを素直に綺麗と感じる。そして共感できることが美しいのだと教えてくれた、そんな1枚です。

さーて、次はどーしましょwww(明日、あさっての土日はレース運営のためお休みの予定です)

 

で、今日の練習。

明日からのレース設営お手伝いが、午後になるか朝からになるか?が、この時点では不明でしたが、いちおう朝からの出動になっても大丈夫なように、朝練しましょう!ということで、スドーマンとロードで出発。

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エコマイン周回から51号のトラバース、と水曜日とほぼ同じコースで。久しぶりに4日間連続で走っていたので、結構お疲れ様な脚ではあったけど、このところペダリングの入力に気を付けながら回転を上げつつ、スピードをのせてキープする!のイメージが出来るようになってきたので、後半は登りでもタレずに走れた。けど暑かったし風強かったしで疲れたw

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あまりにも暑くて、途中で冷たいのを補給(´∀`)

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もうちょい体の軸がしっかりしてくれば、もっとスピードキープがスムーズに出来るハズ。何よりも、このイイ感じをシクロクロスでも再現できないと意味ない!のでジックリと頑張りますよー。

んで、午後になって連絡あり、やはり明日は朝から会場入りしてレース設営お手伝いになった。やっぱ朝から走っておいてよかった!

でわでわ。