40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

日本シクロクロスのこれから

どもです。

昨日、東北シクロクロス蔵王ラウンドの開催会場が、楽天イーグルス蔵王球場の隣で。更にレース前日、TVで楽天イーグルスを日本一にした星野仙一さん追悼番組をやってまして。

星野さんは最後の公の場で「将来の野球界のために子供達が野球を出来る場を全国に増やしたい」とおっしゃってました。これだけ日本ではメジャーな競技である野球でも、これからを考えてしっかりとした未来設計を皆が考えているのだな、と。野球界なら星野さんも当然だけど、他にも様々に考えている方がたくさんいると思います。何しろ分母がデカイから!

シクロクロスにおいて考えると、確かに国内の競技レベルを上げることは必須!しかし、それと同時に日本国土の地の利を活かした土着した大会を続けて開催し、各地に広げることで恒例行事になる。そうすれば注目も上がるし分母が増えるから、自ずと競技レベルが上がる。同時にキッズや女子、元他競技経験者が気軽に取り組める機会を設けたい。各世代に広がってからこその文化、なのだろうと。

初めての海外旅行がオランダ・シクロクロスW杯レース出場という、インパクトだらけの経験をした身としては「この盛り上がりを、如何に日本で実現出来るか?」が命題になりました。盛り上がるからこそ選手はヌルい走りは出来ないし、エキサイトするから観客も楽しんでレース会場に足を運び、TV中継もする。

今出来ることは、世界を目指す強くなりたい若い選手は各地のレースにガンガン転戦して、回りが全く付いていけないほど速く走ってほしい。レース運営としてはトップ向けレースか、普及レースか、をコース設計でキチンと見極めて会場を活かしてほしい。観客の皆さんにはレース会場を満喫してレースは楽しい!を発信していただきたい。

ニワトリが先か?卵が先か?は昔から議論されることですが、卵が産まれなければニワトリにならないし、ちゃんとニワトリ育てないと卵を産まないことも考えないといけないな、と思う牛です🐮

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シクロクロス、いっぱいちゅき( ^ω^ )

でわでわ。