40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

東北シクロクロスシリーズ2017・第2戦 猪苗代ラウンド・レースレポート

どもです。

「東北シクロクロスシリーズ2017・第2戦 猪苗代ラウンド」のレースレポートです。女子L1レースで優勝できました!レース会場と本部機能、宿泊に温泉、食事にお土産が買える売店など、遠征に必要な機能が1つの敷地に集まった素晴らしいロケーション。東北シクロクロスは益々進化してます( ^ω^ )今大会もたくさんのご声援ありがとうございます!!

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・大会名 東北シクロクロスシリーズ2017・第2戦 猪苗代ラウンド
・日時 2017年11月19日(日)
・会場 福島県猪苗代湖志田浜(福島県耶麻郡猪苗代町壺楊字浜)
・気温 3度ぐらい
・コース状況 雨上がりでウエット気味、雪降る寒さ
・距離  2.4km×5周
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 1位・45分47秒・2位とのタイム差10秒

・前日の就寝時刻:夜10時
・起床時刻:朝6時半
・レーススタート時刻:12時30分

・ウォームアップ開始時刻とその内容:11時30分からローラーで軽く20分、その後もバイクチェックを兼ねて身体を温めることに集中して、マメに脚を動かす。

・レース目標:優勝

・レース戦略:雨の影響は少ないものの、砂浜は乗車出来ないと思うし、他の箇所も臨機応変に乗降りを見極める。

・戦略上で注意すべき選手:高橋 織江選手、安定した走りでミスが少ないから油断できない。

・レース前の食事(内容と戦略):朝7時に宿の朝ご飯、お粥があってオカズも豊富でしっかり食べられた。そのためスタートが昼過ぎだったが空腹にはならなかった。いちおう11時頃にコンビニあんまん1個。

・スタート時の覚醒水準(集中力) :腰の違和感でイマイチ

・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:スタート20分前にアスリチューンのポケットエナジーの黒を1袋、あと水。
・レース中の補給内容:なし
・レース後に摂取したサプリメントなど:アスリチューンの青スピードキュアを1袋、コレをゴール20分以内に摂取すると翌日、筋肉痛が緩和されてラク!

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Photo:Sasaki

・レースの内容を簡潔に:

レースは男子マスターズM1と同時出走、ということはスドーマンと走ることになる。朝から試走やレースがおこなわれていて、泥地や砂浜は乗車しないほうがよさそうな感じ。あとは事前にチェックした箇所を上手く繋げて走るように。

スタートはオンタイム、先にマスターズM1で女子L1は後から追いかける形。女子L1の出走は3人に減っていたが、テクニカルな走りが上手い高橋選手が出走。パワー面で押し切れるか?がポイントになりそう。ただ金曜日から腰の調子がイマイチ(T_T)

スタートは前に出られたが、高橋選手が真後ろにピッタリとマークしている。それも静かにピッタリと、動きをトレースするように。ヤバイ!彼女はメチャメチャ乗りこなしが上手いうえに、動きのトレースも上手い。どーしよう!

先ずは踏まなければいけない重めの芝地直線で踏んでみるも離せず。砂浜のランニング箇所も腰の不具合で自分が走り回れないせいか離せず。でもヘタに下がるとコーナーの連続する林間箇所で多分置いて行かれるし。

残る作戦は泥地のぬかるみランニング箇所で、少し早めのタイミングで乗車に切り替えて一気に踏み切ること。この後はしばらく踏み踏みだから、離すならココ!と2周目に実行して、頑張って踏み切ったら後ろの気配がなくなった!作戦成功‼︎

かと思ったら、ただ単に高橋選手のバイクのチェーンが落ちただけでした(T_T)なーんだ、とは思うなかれ、残り3周に入る前、まだまだ前半戦も終わってないし、今度は私が落車とかでミスしたら一発でひっくり返されるので一気にペースを上げる。3周目に入ったところでミレイさんから「落ち着いて、向こうは離れてる」と声がかかる。意外と頭がクリアだったので「どれぐらい離れてますか?」と聞いたら「さっきの周で10秒、今はもっと離れてる、大丈夫!」と。ヨシ!

ピットまでくると、O内サンから「23秒!」の声、有難い!もう少し離して貯金したい。4周目は更にペースを上げながらもコーナーを丁寧に繋いでいき30秒差まで開く。

しかし最終周回、ミレイさんから「最後、丁寧に!」と言われたようにコーナーで膨らみ始める。コントロールがヤバくなったのと腰が痛んできたので、ペースが落ちるのと引き換えに逆転されないよう、高橋選手との間合いを見ながらミスしないように走る。

最後の砂浜ランニングは腰がヤバかったが、何とか踵を真っ直ぐ!を意識して脚を止めずに走ったら挽回できた。最終的には10秒差まで迫られたがギリギリ逃げ切って1位ゴール。ちなみに私のバイクはスタート時のエピスのフロントシングルのまま、砂や泥でもトラブルなかったためチェンジしないで走りきれた。

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ゴール直後の写真、この時は結構、腰が痛くってwww(Photo:Sasaki)

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・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:スドーマンが同じ時間帯でレース出走となるので、万が一を考えて持っていたバイクを全部ビットに置いておき、トラブルの際には自分でバイク交換できるようにした。私は3台BOMAシクロクロスバイクがあるので、今回メインはエピスのフロントシングル、スペアとしてダブルビットの往路にエピスフロントダブル、復路にエピスRを置いて準備した。
ただスタート直前に茨城シクロクロスのO内サンがビットに入って頂けることになったので、レース中はスドーマン分を含めイロイロと助かりました。ありがとうございます!

・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)
雪予報が遠征前から出ていて、とにかく寒い!というのは予想できたので、翌週の野辺山対策準備テストでイロイロと用意し試してみた。
まず、今年から投入した園芸用グローブのテムレスは今回も万全!ボア無しタイプを使っているので軍手などはめてからテムレスすればバッチリ!汗で蒸れないのも快適だし、レース後の洗車でも手が冷えないのは画期的。
足元は昨年の野辺山や2014全日本・菅生など雪シクロクロスで威力を発揮したR×Lソックスの重ね履き。今回は下にメリノウールのショート丈ランニング用ソックス、上にバイク用TBK-500Rを履く。コレで外側は滑り止め付きでホールド、内側は温かいし蒸れない快適脚が出来る!コレをやれるようになって足先にホットオイルを塗る必要がなくなった。

www.rxl.jp

頭はヘルメットの下にR×Lソックスのバフを耳までカバーして被り、寒さと泥跳ね対策。更に首元にもバフを巻いて冷たい空気を直接吸わないようにした。
ココまで対策してあれば、あとの着るものは分厚くしなくても大丈夫になる。むしろ分厚くし過ぎると汗をかき過ぎるし、末端が温かいと何とかなる。肝は「末端を冷やさない」こと。特に頭とか首元を忘れがちだが、頭を冷やすと集中が切れるので注意。

上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。 またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。
この後が2連戦が2週間続くので、しっかりと身体をリカバリーする。腰の違和感を早く何とかしたい!

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www.tohoku-cx-project.com

でわでわ。