どもです。
「弱虫ペダルStarlight Cross in CYCLE MODE:UCIクラス2」の女子エリートレースレポートです。
今回もたくさんのご声援、そして写真撮影をいただき誠にありがとうございました!!
Photo:N.Ito
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・大会名 弱虫ペダルStarlight Cross in CYCLE MODE:UCIクラス2女子エリート
・日時 2017年11月3日
・会場 千葉県・幕張海浜公園
・気温 20度ぐらい
・コース状況 雨上がりのドロドロ
・距離 1周回2.78km×5
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 12位/19人出走・マイナス1Lap・80%地点で途中終了
・前日の就寝時刻 夜10時
・起床時刻 朝6時
・レーススタート時刻 夜5時
・ウォームアップ開始時刻とその内容 午後3時ぐらいまで大会運営スタッフの業務があったため、その状況が一段落してから着替えてオフロードのスキル走行を中心としたウォーミングアップ、そしてスタート40分前にローラーを20分ほど軽く回す。
これがスキル練習中の様子、けしてスドーマンのコスプレをしている牛ではないwww(Photo:okamoto koji)
・レース目標:最低でも10位に入ってUCIポイントを取ること!!
・レース戦略:コースがドロドロで不安定なので、とにかく大きな落車でタイムロスしないように。
・戦略上で注意すべき選手:出場人数が多いのでスタートで出来るだけ前に出る、ぐらいか。
・レース前の食事(内容と戦略) :本当はスタッフ業務終了後に昼ごはんを食べて準備したかったが、いろいろと業務が押してしまい昼ごはんを食べる時間がなくなった。そのため多めに持参していたアスリチューンのポケットエナジーを2袋摂取して何とかした。これならレース直前に摂取しても胃にもたれないし、エネルギーの保持も良いので。
Photo:Saito Takashi
・スタート時の覚醒水準(集中力):レース前日は朝からずっとコース整備で芝刈り、当日もゴール表彰対象者の着順確認などで走り回ってしまい、もう集中力とかいう以前の状態。最悪。
こんな広大な箇所も一気に草刈りしないと間に合わない状態だったし(写真は有岡建設w)
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:アスリチューンのポケットエナジー2袋と、レース出走20分前にアスリチューン赤・エナゲインを1袋。これがなかったら完全にエナジー不足になっていたか、無理に固形物など食べたものを吐いたと思う。本当に助かった。
・レース中の補給内容:夜の暗い中で出走したので補給は無理。
・レース後に摂取したサプリメントなど:本来はアスリチューンの青スピードキュアを摂取したかったが、後片付けをした場所が非常に暗かったのと疲労困憊で摂取しそこねた。そのため翌日の身体の怠さや筋肉痛が半端なかった。辛かった。
Photo:園長
・レースの内容を簡潔に
レーススタートの前、召集時間のころは夕暮れでコースが見えていたものの、スタート直前には暗くなってしまっていた。コース路面はレース数日前の台風の影響でドロドロ、しかも一部は池のように水たまりが数か所できていて、暗いので走りづらさが一層増す。
今回はUCI公認レース(クラスは2)のため、前回大会まで使用が許可されていたライトの装着がNGとなっている。それは事前からアナウンスはされているので仕方ないことではあるが、やはり見えづらいことは正直否めない。いつもの度付サングラスは調光レンズで真っ暗なコースでは不安だったので、透明なグラスで老眼用の度が入っている普段使いのメガネで試合に臨んだが、暗くて見えないものは見えない!!アングロサクソン系でライトな瞳の人種なら暗いコースも視界が確保できるのであろうが、モンゴロイド系には見えづらいし、ここは今後の考慮事案だと思ってみる。
Photo:masakazu abe
と、いろいろと今回は不安と不満しかない状態でスタートに立っていたので、折角の一列目スタートにも関わらずスタートに失敗し最後尾まで落ちてしまう。しかも最初のちょっとした登りのところで、選手の流れが滞っている箇所に突っ込んで動けず。「牛さん、なんでそんな位置にいるんだよー!!」と御叱りの声援をもらうが、完全に出遅れてしまったことに慌てると体勢が大崩してしまうので一旦落ち着くように走る。2連シケインの後にしばらくコースの奥を走るのだが、暗くて見ずらいことに翻弄されて選手を追抜きたいが前に突っ込んでいけない、うーむ落ち着いて、落ち着いて。
photo:Saito Takashi
その後に大きな水たまりからの担ぎ登坂の箇所で、ようやく先行する選手を捕え始める。ここで「今日はランニング区間で先行選手を捕えること」に集中することに。あと途中の芝地など踏めるところでグングン踏みつつ、暗くて見えない箇所ではコントロールできないスピードにならないように注意することとした。
通称「たけし城」と言われている2回連続の急な登坂と下りの区間は確実に下った後に、一気に担いでランニングで走る走る!他にも昼間は乗車していけた箇所も、水が溜まっていたり泥が深くなっていて乗車でノロノロ走ることになりそうなところでは、ランニングに素早く切り替えて進むようにした。
photo:Kazutaka Inoue
コーナーの進入については何度もスキル練習していた内容なので、かなりスムーズにこなせていけたが、縦の動きがまだ弱いので、ちょっとした段差でコントロールしきれず一回落車してしまった。そのためゴール手前にあった大きな段差で車体がコントロールできず、最初の周回で落車しそうになってしまったので、2周目以降はランニングでいっていたら、レース後スドーマンに怒られた。
photo:masakazu abe
photo:N.Ito
photo: Kazutaka Inoue
そのためスタッフ業務で疲労困憊な割には、意外と途中でペースを崩さずに最後まで維持はできたし先行していた選手たちを捕えて行ったものの、いかんせん出だしでしくじってしまい、残り1周回・80%地点で強制終了となってしまった。大体14位ぐらいかね、と諦めていたら12位と聞いて尚更ガッカリ。スタートで出遅れなければよかった。ま、それ以前の状態だったので今回はどうしようもなかった。悔しいのみ。
<ちょっとだけ比較>サイトーさん撮影写真で比較してみます。
たけし城の押し担ぎ登り箇所、ちょっと腰が落ちているように見えます。これだと登るときに腰にチカラが入らないから自転車を押しながら上がるのがツライと思う。
牛の場合、腰が前に入るように駆け上がる感じで。あと同時に自転車を前へ押し出す。これで勢いも落ちずに登れると思う。
まあ、これだけ腰=ケツが大きけりゃねー、というのは言わない約束w
・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:落車をほとんどしなかったので体のダメージは少なかった。ただレース後の補給を失敗して、翌日から2日間ほど筋肉痛が酷く辛かった。
機材については、メインをBOMAエピスのニーザハンドル仕様:フロントダブル、スペアにBOMAエピスRを用意し、結局メインバイクだけで走りきれた。タイヤはエピスにIRCシラクMADを前後に、空気圧は1.6bar。
さらに前日のコース整備作業で脚が疲れ切っていたので、夜に急遽いつもお世話になっている「やぎ整骨院」で施術、身体を調整してもらった。その際に両足首にスパイラルテープを特殊な方法でホールドするような感じで巻いてもらった。このおかげでレース当日は脚の調子が悪かったものの、ドロドロで足元の悪いランニング区間をしっかり走り続けることができた。本当にいつも助かっております!!
photo:Saito Takashi
・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)
自分が不器用な性格なのと、大会運営業務というものはレース出場の片手間で出来るほどテキトーなことではない、という持論があるので事前に大会スタッフ業務に入るのを断っていたのに、状況を鑑みて引き受けてしまったが大失敗だった。今回はレース前日もコース整備業務をしていてヘトヘト。狙っているレースの同じ日に大会運営スタッフをやってはいけません。そこで次回からは、自分がゲスト参加する以外のガチなレース出場する際の運営スタッフ業務は一切お断りします!!
・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。
このところピンポイントな感じでおこなっている、短時間・高負荷トレーニングが効いているので持続。同時にやぎ整骨院から指導されている体幹強化体操を引き続き。
何よりも年寄なので1月まで続く毎週末のレース参戦にむけて、無駄な疲労を残さず体調を回復させていくことに引き続き集中する。
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サイトーカメラマンに拉致されるスドーマンwww
久しぶりに再会できた!ちちフェスの計測班・ハッシー101!!ガイヴァー4とペアで、いつも計測を担当してくれていました。また一緒にレース運営やりたいっす!!
今回はコース設営からのレース運営、からのマスターズレース出場、私の女子エリートレースのピット担当と大活躍だったスドーマン、何とか業務終了の一杯!お疲れ様!!
でわでわ。