40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

お休み、そして自転車レースカメラマンについての考察

どもです。

今日は明日からの某MTBお試しレースの運営お手伝いに行くため、その準備をする予定でしたが、なんと急遽「開催なしよー」となってしまった。ちちフェスにも来ていただいていた東北のMTB関係の方々と久しぶりに逢える機会だったのに残念。まー次回のお楽しみとしましょう。

ということなので、週末の予定が久しぶりに空白となった。スドーマンと相談してシクロクロスの練習をいっぱいすることにして、そのバイクの準備とか、おうちの食料買い出しとかも。

そうそう、日中に掃除しがてら完全にジャージ以外の冬物も一気に出すことにしたついでに、こんなモノを掘り出してみた。

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こちら、分かる方いるかな?今から10年ぐらい前に発行した、全日本実業団=JBCFの選手ガイド。これが最初の刊行だったのです。私がJBCFの事務局に在籍したときに、周りの大反対を押し切ってJBCF広報の方々とともに企画、バイシクル21編集部の協力で制作が実現したのです。

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この冊子の写真を担当してくれたのが高木秀彰カメラマン。それまでにJBCFで写真のライブラリ化をしてなかったこともあって、高木さんの写真がなければ刊行が出来なかったと思う。そして高木さんや大前さん達の写真を基にJBCFの写真ライブラリ化を進められたのでありました。

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この冊子の編集作業や、レース写真のライブラリ化作業は大変でしたけどwww元々、代理店の下請けで写真のチョイス作業や整理は慣れていたので、ココで役立つとは思わなかったです。

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そして女子=Jフェミニンのページ!最初のJフェミニンのロゴは私がデザインしたのは、ココだけのハナシw 高木さん、山島選手にヨロシクお伝えくださいませ。

 

しかし、こんなに急に高木カメラマンがいなくなってしまった後、自転車レースの写真についてはどうなってしまうのであろうか。

というのも(また日本むしかえし話になってしまうけどw)、昨年12月の全日本シクロクロス選手権でやったような、わけわからんアマチュアカメラマンの締め出し。そりゃマナーの悪いカメラマンは排除されるべきだとは思うけれど、そうでなく自転車レースが好きで、かっこいい選手の一瞬、沸き立つレース会場の雰囲気を切り取る素晴らしい写真が生まれる機会を失わせるようなことはしないでほしい。

そして、アマチュアとはいえカメラマンがたくさん自転車レースで撮影し、様々な媒体以外にも、SNSやブログなどで露出する機会が増えることで、多くの方に「自転車レースって素敵!カッコ良い!!」というのを認識してほしいのだ。

高木さんについては駆け出しの頃から知っているので分かるのだけど、最初はアマチュアカメラマンとして様々な自転車レースを撮影し、その写真を売り込んで媒体で採用され、プロになったのだ。そして同じような経緯でプロになったカメラマンも多く、今の自転車レース写真を支えているのだ。いま、他にもしっかりと素晴らしい自転車レース写真を撮影してくれるカメラマンが続いてはいる。けれど、その良い流れをとめてしまうようなことはやってはいけない。この穴を埋めるのは、自転車レースの素晴らしい瞬間をとらえることが出来る、その使命を持った熱い気持ちを持った多くのカメラマンである。それはプロだけでなくアマチュアも一緒だと思う。

まだ野球やサッカーほどメジャーでないからこそ、多くの方々の目に自転車レースの素晴らしさを目に焼き付けてほしい。だから、つまらないカメラマンの大会撮影排除はしないでほしいです。マジで!!

でわでわ。