40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

9月の中国CXレース遠征の総括を掲載、とヤギさん

どもです。

今頃!と思いますが、各方面の掲載関連が落ち着き、テキスト解禁OKのようなのでココに掲載します。

(下記にも追加でテキスト掲載しました)

rockmutsumi.hatenablog.com

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<2017中国シクロクロスレース遠征・総括>

今回はご存じのとおりUCIポイント上位100位の選手達を集めたということもあり、男女ともに参戦する選手全体のレベルが上がっていた。気になったのは第1レースのようなオフロードのテクが必要なコースよりも、ロードのようにハイスピードで流れるような走りになると抜群に速い選手が女子には多かったこと。多分ロードの高いスピードに耐えられる選手が多かったのだろう。私のような走りでは全く平坦のスピードに歯が立たなかった。そして目前マイナス1ラップで、あと少しの所で完走を逃してしまった。

そして今回、私なりに冷静に考えてみるとシクロクロスに限らず今現在の自転車レース全ての種目において日本は取り残されている、というのを直に肌で感じる遠征となった。確かに今回、この遠征レースで男子は竹之内選手が第2レースで目の覚めるような素晴らしい走りで3位に僅か及ばなかったものの4位となり、女子では唐見選手が全2レースともに好成績を修めた。ただ、そのすぐ前も後ろも日本選手がいない状態である。何よりもパワーとスピードが足りてないと思う。

では、高いパワーとスピードを得るためにはどうしたら良いのか?となると、日本で世界標準のレースコースを作り大会開催することも必要かも知れない。しかし、それは一部の選手だけにしか難易度の高いコースに対応できなくなってしまい、折角シクロクロスの入り口に立った将来の逸材を逃してしまう恐れはある。そうなると、やはりシクロクロスを含めたオフロード練習が気軽に出来るフィールドやコースを各地に設定することなのだと思う。その場所はレース本番で使用するコースの一部を利用したような場所が最適なのだとも思う。そして、これはシクロクロスだけでなくMTB、更にロードやトラックのトレーニング・練習に広く活用していく必要がある。

生活に直結していなければ、いくら素晴らしいレースを経験して今後に繋げようとしても容易に流れは途切れてしまう。何よりも1人でも多くの自転車関係者が「今のままでは、良い方向には変わっていかない」という危機感を強く持ってほしいのだ。レース後の打ち上げパーティーでニュージーランドやオーストラリアの選手と話をしたが、最近はレース大会数がグッと増えて良い選手が増えてきたという。日本も有難いことにシクロクロスの大会開催数は増加して関心は高くなってきている。では、その関心の高さを如何にして普及と選手育成に繋げていくのか?を、そして資金を如何にして将来に繋げるために確保するか?を今まで以上に考えて実行に移していく。そのヒントは今大会・中国北京UCIシクロクロスレースに今回参加し、その走りを目の当たりにした日本選手とスタッフ皆の胸の中にもあると思う。

昔から日本のシクロクロスでは、こんなスローガンがある。「そして世界へ」。その願いは今でも脈々と引き継がれているのがシクロクロスの最高に素晴らしいところ、それが今回の大会でハッキリした。

私も2017-2018シーズンはレース参戦とともにレースMCなどスタッフとして、シクロクロスが日本でもっともっと盛り上がるよう引き続き頑張っていきます。そして今後も世界を見据えて、果敢に真面目に取り組んだ成果を今後に繋がるように、今大会で果敢な走りを魅せた日本のシクロクロス選手の勇者たちを応援いただければ幸いです。

※中国レース遠征の統括は以上です。

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ちょうど先週から日本のシクロクロスレースシーズンも開幕!ということで、改めて皆さんで考えていただきながら、私も今まで以上に何かできるように、お手伝いしながらレース参戦していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!!

 

ということで、ヤギ先生にメンテお願いしてきますでーす。

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足首の固定がまだまだ、ということなので、普段の体操をセット増やすかな?と。あと体幹を強化する運動については、呼吸法を変えて鼻からだけの呼吸に切り替えることに。これで腹筋の下の方にも効くらしい。うーむ。

相変わらず腰が張りやすいのが困ったところ。走っているときは大丈夫なのだが、終わった後、特に車移動で座りっぱなしとかが非常にツライのだ。まあ、スドーマンに車運転をお願いしているので、あまり贅沢は言えないけど。途中でストレッチがちょっと出来るだけでも違うんだけどねー。

でわでわ。