40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

Coupe du Japon MTB XCO2017白馬マウンテンバイク大会:レースレポ

どもです。

Coupe du Japon MTB XCO2017白馬マウンテンバイク大会のレースレポートです。MTBレースから自転車レース参戦をスタートしている私ですが、相変わらず本当にMTBが下手くそであることが露呈してしまいました。またスキル練習し直すしかないです。

レース会場ではたくさんのご声援、そしてレース写真をたくさん撮影いただきまして、誠にありがとうございます!!
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・大会名 Coupe du Japon MTB XCO2017白馬マウンテンバイク大会
・日時 2017年10月1日  
・会場  白馬クロスカントリー競技場 スノーハープ
・気温  28度ぐらい
・コース状況 天気は晴れ、しかしコースは泥のマッドコース状態
・距離 4.2 km x 4 Laps = 16.8 km
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 7位/7人・タイムなし(-2LAP)

・前日の就寝時刻 夜10時ごろ
・起床時刻 朝6時
・レーススタート時刻 10時50分
・ウォームアップ開始時刻とその内容:10時よりMTBを固定ローラーにセットして30分ほど時間をかけてウォームアップ。その後に着替えてから近くの斜面をインターバル走行する。

・レース目標:トップと同一周回で完走。なにせ約20年ぶりの女子エリート出場なので。

・レース戦略:とにかく大きな落車をしないで怪我しないこと。無理しないこと。

・戦略上で注意すべき選手:それどころではありません(泣)。

・レース前の食事(内容と戦略):朝ごはんはコンビニのサンドウイッチ。あまり消化が良くなくてあまり食べられなかった。

・スタート時の覚醒水準(集中力):昨日のコース試走で気持ちがメチャメチャになってしまい、朝から精神状態が非常に良くなかった。

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・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど: スタートの20分前にアスリチューンの赤エナゲイン
・レース中の補給内容:アスリチューンのポケットエナジーを用意するも摂取はしなかった。
・レース後に摂取したサプリメントなど:特に何もなし、というか何も食べられない状態だった。

・レースの内容を簡潔に:
約20年ぶりのMTBレース女子エリートとしてスタートする。ただ前日のコース試走がどうしようもなく走れなくって、途中でスドーマンの29インチMTBバイクにスイッチして多少はマシになったものの、今日のレースの様子を見ていたら、かなりスリッピーな路面になっていて自信がなくなってしまう。

先にアドバンスクラスで走ってきたスドーマンにコースの状態などを聞いてきたところ「僕の29インチMTBで走った方が良い」とのこと。私もそう思ったので、スグにサドルの高さを合わせてゼッケンを取り換え準備する。こんな時に同じフレームサイズの自転車が使えるチビ助同士だとラク。

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スタートには男子マスターズ出場のVOLCAマス選手もいて、いろいろと話をしたりするがアタマがグルグル状態。コース最初の登坂ぐらいしかマトモに走れる場所がなさそうなので、スタートで何とかするしかない、とか。もうグルグル。

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スタートには女子エリートが7名。先日の全日本MTB選手権で女子チャンピオンとなったベテラン・小林可奈子選手の姿も。彼女とは20年前のMTBレース選手時代も一緒にレースを走っていたけれど、MTBレースではいつまで経っても背中しか見れない。というか背中すら見えてない。年齢はほぼ一緒だし、熱意も負けないはずなのだけど、何しろ自転車のセンスがないのだ私には。

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Photo:sumpu

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photo:sumpu

スタートとともに他の選手が先行するものの、最初の登坂では4番手ぐらいに追いつく。このままいければ問題ないのだけど、シングルトラックの下りに入ってからグダグダ。まともに乗車して行けないのだ。f:id:rockmutsumi:20171102012151j:plain
photo:sumpu

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photo:sumpu

最初の段差でひっくりかえってから次々に追い抜かれてビリっけつ。

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photo:sumpu

その後、何度も登坂の遅い選手に追いついても、林間の区間に入るとサヨナラしてしまう。これを繰り返して、唯一のマイナス2LAPでレース終了、80%地点でカットされた。

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Photo:佐野ニョロ師匠

会場のアナウンスで何度も「2000年の全日本シクロクロス選手権のチャンピオン、満を持してのMTBレース復活!」とコールしていただいたのに、非常にみっともない走りしか出来なかった。一言でいえば「全然ダメ」でした。もう精神的にアウトでしたし何よりテクニックがない、ダメ。すべてやり直しです。

レース後に荒れまくっているところをエシケンこと、江下健太郎選手に声をかけられる。「楽しく走ればいいんですよ」と言っていただく。ただ、今は楽しく走る精神的な余裕がないからダメなんだよねー。私、いつもギリギリなのです。一か八かしかない。この性格は治らないだろう。けどコレのおかげで必死のパッチでやれることもあるのだから厄介だ。本当に困ったもんです。

精神状態が非常に悪いので、男子エリートを見ないでスドーマンにより強制撤去となるw 帰りは反省会。

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:とにかく直前にロクに使ったことのない機材は使ってはいけない、というのが本当に良く分かった。普段は絶対にやらないことだけど、今回は緊急ということでトライしたが、ダメなものはダメということだ。

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Photo:sumpu

・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他):
MTBが本当に下手くそということが、よくよく分かった。MTBの練習方法について根本から考え直さないとダメだと思う。何よりも機材が進化しすぎてスキル以前のことも多すぎる。パワーがあるだけではダメだ、どうしよう。

・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。
シクロクロスのスキル向上を目指してMTBレースを復帰したけれど、女子エリートで走るには問題が多すぎる。しかしマスターズのカテゴリーで走ることが、他種目との兼ね合いで不可能なのでスドーマンと再検討する必要がある。

折角、20年ぶりに昇格して女子エリートレースに復活したのに。本当にどうするべきか?
まあ、以前のMTBレース転戦でもレース中に倒れたり、と問題が結構多かったし。難しい。

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photo:Noriyasu Kato

※大会HP 白馬MTB大会

帰りは飲まないとやってられない状態。

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これ以外にも結構、呑んでしまいベロベロで帰宅。運転手のスドーマンに怒られる。

でわでわ。