40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

自転車の手信号について考えてみる

どもです。

今日も、まだGW練習の疲れが抜けない。というか今までだと多分、今日ぐらいから練習を再開していたのだろうけど、今までよりもGW中に休みなくシッカリと乗り込みしたのと、BBAなので今後の練習効率を上げるためにも休む。

なので、ちょっと考えをまとめる日。

今日のお題は「自転車の手信号について考えてみる」。

というのも、下記のような記事がネットに出ておりまして。

headlines.yahoo.co.jp

まあ、某団体が回答をしているのですがw 私としても普段は街道練習(=一般道での自転車走行練習)している身なので、やはり一緒に道路を使う車とかオートバイ、そして歩行者に迷惑をかけないように、且つ自分を守るために安全に走りたいワケでして。

その時に肝心なのが、「この後、こう動きまっせ」というのを伝える手信号なのですが、いろいろと思うわけです。

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というのも、私のように何年も自転車(しかもオフロードレースにも出ている)に乗っているような人間なら、片手も両手も余裕で離して自転車をコントロールできますから、手信号の時に片手になるぐらいは大丈夫なのですが、自転車に乗り始めて間もない方だと、片手を一瞬でも離すだけでも怖いわけで、ヨロヨロしちゃうわけです。

そんな方に「ハイ、手信号を出してください」は、ちょいと難しいのであります。私は不器用なので自転車走行に慣れるまで相当時間かかり、ヒジョーに身に覚えありますし。

そんな方のために、サイクリングガイドとか、コース試走の際にお伝えしているのは「慌てそうな場面ほど手で信号を送ることを考えないで、声をかけてください」ということ。声を出すことは両手を離してコントロールできるようになっても必須としてほしいですねー。

あと声を掛け合うことで、お互いの状態に気をかけられる、という面もあります。長いライドになればなるほど、あとトラックとかで競輪場とかを走行するときに「おあと○周!」のように声をかけることで、集中力を切らさないということもあります。

そのうえで手信号を活用し、その手信号の内容を揃えて使いましょう、という感じになるのかな?と思っております。

もしもウチの事務局に記事と同じような質問がきたら「手信号だと会話が通じない国に行っても安全に走れるサインとして有効。ただ各国の文化背景によって若干の違いはあるので、何よりも自分がこうしたい!ということを身振りで周りに伝えることを普段から気を付けるのが道路を皆さんで安全に走行するためのポイントになると思います。それと声をかけあうことは何語であっても、気持ちを伝える有益なサインになりますので、ぜひとも併用してお互いに安全に走れるようにしたいです」という感じでしょーかねー。

というのも、先日の中国UCIシクロクロスレース遠征で。第2レースの会場が宿泊ホテルから自走で30分、しかも道路が混みあっている箇所だったので移動の際に手信号を送られるたびに私が「ハイ!」とコールして答えていたんですわ。で、それを途中で合流してきた他の国の選手たちも面白がってマネしはじめて。んで皆で曲がったり、ちょっと止まるたびに「ハイ!」「ハイ!」とか言っていたので、すごくスムーズに帰ってこれたんです。

ちょっと面白がられていたし、からかわれていたとは思うんだけど、ペースも合わせやすかったし、はぐれる人が出なくて無事に帰れたし良かったとも思ってみた次第。

 

そうそう、あと、このような便利なグッズもありますよねー。

キャットアイのTL-LD710K。RAPID X2 KINETIC「[ラピッド エックス2 キネティック」というライトです。

www.cateye.com

加速度センサーを内蔵しているライトで、減速を感知すると自動で約2.5秒間、点灯する仕組みになっております。使用の状況は上記のリンク先に動画がありますので、ぜひご覧ください。

ほかにも、このような安全関連グッズがありますので、併用しながら今日もご安全に!!

でわでわ。