40後半から現役復帰!牛むつみのモーモー日記

1969年生まれで2000年に全日本シクロクロス選手権チャンピオン、その後に現役引退してから約10年。44歳から現役復帰した須藤むつみのBBA底力をお見せします!

エコマイン周回からの神崎一部、歯医者、音楽バトンその4

どもです。

昨日は夜9時には帰宅できたので、ちゃんと朝練の準備できた!けど暑くて熟睡出来ないのがツライ(T_T)スドーマンも辛そうだったけど、2人でロード練習。昨日のコースから後半をアレンジして、少し距離伸ばすw

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昨日よりは暑くなく、しかも1回目のジュース休憩でニワカ雨にあい少しクールダウン。それで後半、頑張って張り切り過ぎたら過呼吸に(T_T)ちと追い込み過ぎ。帰宅までの30分はペースダウンしてもらい、再び落ち着いて走ったが、スドーマンもグロッキーになってたw

帰宅してから、急いでシャワー浴びて歯医者へ。月曜に施術していただいた歯茎のレーザー処置。腫れはひいているので有り難い。帰宅後は洗濯したり片付け、事務作業などなど。

 

で、ちょっと間があいておりましたが、例のバトンを!

「4日目/10日ーほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。」

4日目は、こちらです。
Associates「Sulk」

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リリースは1982年。しかし私がこの作品と出会ったのは、1985年ぐらいの話だったはず。いつも立ち寄っていた某輸入盤屋(という言い方も懐かしいw)で「絶対、コレは好きなはずだ、買ってけ!」と半分、無理やり押し付けられた覚えが。輸入盤ということもありチョイとディスカウントしてもらって買ったLPを帰宅して、早速プレイヤーにかけた途端にビックリした。「なんだ、この声は!!スゴイ!!」低いのに艶っぽさ全開、しかも表情はたっぷり!!軽く突き放したような感じから、情感たっぷりになるサビへの振り幅の広さが素晴らしい!!この前に紹介したマーク・アーモンドも系統としては似ているけれど、もっと絡みつく感覚。バックの音の作りも緻密で煌びやかな、中でも「クラブ・カントリー」とか「パーティー・フェアー・トゥー」は、そんな構成の極致なチューン。この1枚にノックアウトされて以後、繰り返し聴くことになります。

問題は、このバンド「アソシエイツ」について、当時の日本では情報が非常に少なかったこと。私は音楽雑誌でも見たことがなかったし、今のようにネットで検索することも出来ない。例の輸入盤屋のオヤジにイロイロと聞いてみたけど、詳細な情報は分からない、とのこと。ただ、スコットランド出身のビリー・マッケンジーがボーカル、作曲やアレンジのアラン・ランキンによる2人のプロジェクトで、英国では評価が高いということは何とか分かった次第。

ここから、驚くことが起こる。この「サルク」を買って聞き入っていた頃に、いつものように新聞の朝刊で「来日公演の決定」をチェックしていたところ、とんでもない来日情報を見つけてしまう。

1985年の8月、メガネスーパーの主催で「メガネスーパーロックインジャパン」というフェス形式のライブ開催が発表されていたのだ。当時、日本では複数のバンドやアーティストを集めたフェス形式のライブは開催してなかった頃、それだけでも凄いことだったのだが、顔ぶれが又凄かったのだ。

「カルチャークラブ」これがメインアクトのようだ。スゲー!
スタイル・カウンシル」おおお!これもスゲー!
「ゴー・ウエスト」おお、なかなか良いトコを!
・・・「アソシエイツ」。え??マジ??同じ名前の別バンドだったらイヤだぞw
記事内にあった小さな写真を確認する。確かにビリーの顔写真があるように見える。マジかよ、本当にアソシエイツ、来ちゃうのかよ!

まずはチケットを徹夜でゲット、横浜スタジアムの最前列の席を取って来日を待つことに。更に新譜も出る!というので「Perhaps(パーハップス)」も購入。この時にビリーと一緒に活動していたアランの名前と姿がないことに気付く。後に確認したところ、「サルク」発表後のツアー中にアランが脱退、プロデューサー業に専念することになったらしい。残念。

肝心の来日ライブですが、トップバッターで登場のアソシエイツ、ビリーが元気よく「ハロー!」と出てきた瞬間から大雨wwwでもビリーの声が聴けるのであれば何も怖くない!とレインコート姿で、ほぼ観客全員が座ったままの中、1人で踊り狂っていた私www1時間足らずのセットではありましたが、「クラブ・カントリー」や「パーティー・フェアー・トゥー」、更には当時の新曲「Waiting For the Love Boat」などなど、たっぷりと歌い上げてくれて最高でした!雨の中で踊ったので、パンプスを1足ダメにしちゃったけど、そんなことは些細な出来事。この経験も最高でした。

その後、しばらくビリーのソロプロジェクトとしてアソシエイツは活動を続け、90年ぐらいまでは作品のリリースがあり、珍しく某音楽雑誌の英国特集で、急にインタビューと写真が掲載されたりして嬉しかったのですが(探せば、この記事どこかにあると思うw)、そこから急に音信がなくなる。

そして。ネットの時代に入り、私もイロイロと音楽関連の検索をしているなかで衝撃の事実を知ってしまう。ビリー・マッケンジーは1997年に死去していた。それは自殺だった。のちにYou Tubeで彼の追悼特集のTV映像も見つけて、様々なアーティストがコメントを寄せていた。唯一無二の存在だったビリー・マッケンジーは、今大好きだった彼のお母さんと同じお墓のなか、スコットランドの空の下で安らかに眠っている。

「サルク」収録ではないのですが、「18 Carat Love Affair」に収録のカバー曲「Love Hangover」より。

If there's a cure for this
I don't want it
I don't want it no
If there's a cure for this
I don't need it

本当は助けが必要だったのか?でも彼なら「そんな野暮なことに構わないでよ」というのだろうか。

 

次はどれにしよーかな?

でわでわ。

エコマイン周回からの51号イノー、打合せ

どもです。

今日も朝から暑いっ!しかも夜中に蚊に刺されて起きちゃたけど、何とか朝練だ。スドーマンとロードで、エコマイン周回からの51号トラバース改名し、伊能=イノー経由で。

途中の長い直線は、出来るだけスピード下がらないようにしてペース維持。お互いに先頭交代しながらペースアップしてたら干上がりそうになったwそのためジュース休憩は2回に。冷たいモノが欲しいのぅ(´∀`)

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涼しげなイメージをしてみるが、何かが違うwww

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ま、何だかんだで約65km走ったし、TSSも170近くいったからヨシとします。

 

朝ご飯食べてから、バタバタ支度して打合せで都内にGO!

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矢野口にございます、クロスコーヒーへ( ^ω^ )チャンピオンシステム様と来シーズンに向けての新チームジャージ打合せ!

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美味しいコーヒーをいただきながら、試着用アイテムを確認しつつ。

昨年からラインアップが増えました!更に先月にはWEBサイトがリニューアルしたので、コチラを拝見しながら実際のアイテムが見られるのが、クロスコーヒーの良いところ( ^ω^ )

champ-sys.jp

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コチラは新アイテムの一つ、セパレートタイプなワンピース!良さげなので試着してみます。

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おおっ!TTスーツ仕様ではありますが、前身頃が分かれているので、前傾姿勢のままでないシクロクロスやロードレースには良さそう(´∀`)

最近は有り難いことに、暑い時期でもシクロクロスレースが開催されるので、こんなアイテムは嬉しいです!

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素敵な店内で、いろいろとお話しさせていただきました。ありがとうございました!

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クロスコーヒーではオリジナルカフェメニューの他に、様々なサイクリングアイテムも販売( ^ω^ )アスリチューンも各種ございます!
お忙しいなか、打合せいただきありがとうございます!新チームジャージの完成がメチャ楽しみです( ^ω^ )

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帰りは寄り道して、久しぶりの小江戸(´∀`)

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元気なママと、調理担当のおばさまと久しぶりなので話がはずみます。

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暑かったんで中生イトw焼き物はカシラにレバーを辛タレ、更に鶏ハラミのポン酢あえ。相変わらず美味しい肴ばかりで、楽しかった( ^ω^ )

明日も早起きなんで、ボチボチの良い酔い加減でシメ。また行きます!

でわでわ。

ヤギさん、そして歯医者、6月の総括

どもです。

朝から暑いよー!たまらん!※写真はイメージですwww

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しかし洗濯モノはスグに乾くだろう!と、洗濯機回しまくって、バンバン干してスッキリ!

片付け終わってから、ヤギさんでホグホグ。

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週末はMCで立ちっぱなし、設営作業で腰と脚がパンパンなのでほぐしていただく。特に左肩が痛くなっていたのが原因わかり、指先から緩めてもらってラクに!

締めに自宅体操のポイント確認して完了!足廻りは引き続き良いし、立ち位置の重心も正しくなっているので、更にシッカリと。

 

事務作業と明日の打ち合わせ支度してから、夕方には歯医者。この間、歯の治療が完了したばかりなのに、またまた別の場所がダメで治療開始。若い時に不節制の極みを過ごしていたから歯がボロボロ(T_T)同じ理由で髪や爪もボロボロだがナゼか幸い、骨は太くて大丈夫w

しっかりメンテナンス出来たから、今日は早く休みまーす( ^ω^ )

 

で、6月の総括おば。

走行時間・60:04:04
走行距離・1328.7km
TSS2914.6

なんと!走行距離が1か月で1300kmを超してしまいましたw

まあ、6月って例のロングライド「150km走」を4回もやっているからねー。

ただ長い距離を乗る、とはいっても無理なく無駄なくを徹底させて、ペダリングをイチから見直す修行としてやっていたので、非常に実施タイミングとか走行強度とかペースなどなど、スドーマンにも細かく見てもらいながらやったので効果あったようです。長く乗れば何とかなる!というものではないので。特にこの年になるとwww

L4は3:33:13
L5は2:00:26
L6は1:26:07
L7は37:07

5秒は540.2w、30秒は393w
1分は354.0w
5分は218.2w
20分は161.4w

20分は、この時間帯をターゲティングしている練習をしていないのでしょうがない。どちらかというと、シクロクロスで必須となる5秒の爆発的なパワー、そして30秒でのパワーの繰り返しで繰り出しを強化したいので、その意味では少しづつ上がっているようです。

とにかく無駄のないチカラの使い方と、無駄にならないで使えるパワーを上手に使えるような走り方を引き続き!! 

でわでわ。

フクダ電子アリーナクリテリウム・MC業務

どもです。

今日は千葉県千葉市蘇我スポーツ公園フクダ電子アリーナにて「フクダ電子アリーナクリテリウム」開催であります!!

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昨日に引き続き朝から良い天気!だけど暑い暑い暑い暑い(以下略www)でも大会が盛り上がるようにMC牛、張りきっていきますよ!! 

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足元は自宅出発時からR×Lソックスの「レーシングゲイター」をいつものように。これにR×Lソックスとペアで装着するだけで、脚が浮腫まずに快適に一日を過ごせるのですよ!! 

レーシングゲイターSLR(カラー全6色) | スポーツソックス・靴下・ウェアの通販|アールエル公式ストア(RxL)

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本日の卓!バイクナビさんのPA一式なので安心でーす!

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朝は小橋勇利選手のよるスクーリング「ピュアビギナー講習会」からスタート。更に8時から開会式、そこからは各カテゴリーレース!カテゴリーが多いので、写真とか撮影できませんでしたが、昨年の教訓を生かしてスムーズにレースが進みます。 

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ストライダーの金子大介選手と掛け合い漫才したりwww

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各カテゴリーレースが終了してから随時で表彰だったのですが、こちらもスムーズに出来て、暑い中をあまりお待たせしたいで進行することができました。ありがとうございます!

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新しい子牛ちゃんにも逢えました!!また一緒に遊ぼーね!

f:id:rockmutsumi:20180701055111j:plain昨日から今日にかけて非常に強い日差し!ほかのスタッフの方々は日焼けで顔が真っ黒!ヒドイと真っ赤にもなっておりましたが、私は鼻のアタマがちょっと焼けたぐらいで大丈夫でした!(鼻が焼けちゃったのは何度も鼻かんでしまったからw)

特に肌の火照りが一切ないのは、このアスリートXのおかげです!忙しいスケジュールになかでは塗り足しする間がないのですが、それでも問題なし!今回も助かりましたー!!

スポーツ化粧品 AthleteX(アスリートエックス)

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金子大介ちゃんと須藤大輔ちゃんという「自転車界の2大ちっちゃいダイスケ」が揃った、貴重な写真wwww 

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 皆様、お疲れ様でした!!コレ、強烈な日焼け後に見えないでしょ!<改めてビックリw 

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今回はマジで前回開催大会での経験をちゃんと見直して、今回に活かせたこと。あとは開催場所が良いので、折角だからもっと参加者を集めたいなーっと。

でわでわ。

CXで富里周辺を軽く、そしてフクダ電子アリーナ大会設営のお手伝い

どもです。

朝5時に起きれた!久しぶりにシクロクロスバイクに乗りたかったので、スドーマンにお願いして昨夜、準備しておいたBOMAシクロクロス・エピスRちゃんでロード走を。今週は火曜日から、連続で練習して脚がチョイトお疲れだったので、富里界隈を軽めに周回することに。

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チョット足を伸ばして三里塚の方も。滑走路って素敵だなあ。また海外に行きたいわぁ(´∀`)

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約36km走れた。このところロードのロングライド走でスドーマンに細かくチェックしてもらいながら、無理なくペースをキープすること、そしてヤギさんの指導とピンポイント高負荷で身につけたペダリングやらチカラの入力ポイントを、そのままシクロクロスに移し替えすることに注力して走ったが、このぐらいのペースなら何とかなることが分かった。更にハイスピード・高負荷になったときでも再現できるようにするのが、今後の課題。

 

帰宅してから、慌てて支度して千葉県千葉市フクダ電子アリーナへGO!!明日開催の「フクダ電子アリーナクリテリウム」の大会設営をするのだー!しかし朝から暑いよー!!

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昨年の大会コースで危なかった箇所を中心に、安全対策しながらコーン並べたり、コーステープ貼ったり。

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昼ご飯は、大会会場近くにある「てんや」にする!とスドーマンが決めてたw暑かったから天丼にミニざる蕎麦つけた(´∀`)

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更に午後も設営作業したんだけど、用意いただいた飲み物を飲んでも飲んでも汗で出ちゃう感じ。しまいには手に痺れが出てヤバイかも!と小休止しながら何とか夜7時ぐらいには作業完了。


 帰宅途中に腹減ったし喉かわいたし、と久しぶりにジョリーパスタっ(´∀`)わーい!

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ソーダを補給w

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アンティパストからのー。

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パスタっ(´∀`)

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ドルチェまでシッカリいただきました!

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お子ちゃま味覚なスドーマンも納得の美味しさ!明日の大会本番も頑張ります!

でわでわ。

エコマイン周回から51号トラバース、音楽バトンその3

どもです。

「3日目/10日ーほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。」

3日目は、こちらです。
Marc Almond「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL」

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以前、1997年にシクロクロス・ワールドカップ出場のためにオランダへレース遠征に行った時の事。初めての海外レース遠征で右も左もわからず、レースでもマトモに走れなかった悔しさで寝れない夜がありました。その夜に、そーっとと居間にあるTVを点けてみると音楽番組らしきものをやっていたので、音を小さくしながらボーっと観ておりましたところ、なんとマーク・アーモンドが登場!浪々と歌う彼の姿を見ていたら「こんなことでクヨクヨしている場合じゃない!」と元気になった想い出があります。

マーク・アーモンドはソフトセルのボーカルとして1980年にデビューしてから、のちにソロシンガーとしても活躍しているベテランであります。実は今年9月にロンドンのO2アリーナでソフトセルの再結成且つラスト公演をおこないます(コレ、行きたかったんだけど良い席が瞬時で売り切れて断念w)。

そんなマーク姐さん(とあえて呼ぶのは、私と掟ポルシェさん)の表現豊かでディープな歌声に目覚めたのはソフトセル作品でなく、ソロ作品から。しかもブロンスキー・ビートと組んだ1985年リリース作品「アイ・フィール・ラブ」という変化球な作品wソフトセルは、まあまあ日本でも聞ける機会のある曲もあったので知ってはいる程度ではありましたが、この「アイ・フィール・ラブ」で、当時ブロンスキー・ビートのボーカルだったジミー・ソマーヴィルの線の細いファルセットボイスに絡むような、マーク姐さんのアルトパートな渋い歌声!バックのテクノ100パーセントな軽めのトラックに、この2人の声の絡む様が凄まじい印象しかなくwそのまま12インチを買ってしまいました。

んで、このライブ映像があるんですよー。映像はモントレージャズフェスティバルでの様子。ライブ当時、ブロンスキー・ビートはジミーちゃんの脱退とともに、ジミーちゃんが新しいプロジェクト「コミュナーズ」を見切り発車で始めてしまっていて、その相方(クラリネット吹いている兄ちゃん)も同じステージに立たせている、というカオスな状態。その中で「アンタ達、なーにやってんのよー」と言わんばかりにマーク姐さんが見事なステージにまとめている!という奇跡の映像です。

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これも当時、知り合いの家でビデオを見ていたこともあって、マーク姐さんの印象が益々強く残ることとなります。

それからマーク姐さんの作品を追いかけることとなります。ソフトセルは勿論なのですが、どちらかというとマイク・アンド・マンバスのスパニッシュな影響を受けた作品や、ソロ作品のリリースを重ねるごとに強くなってきたシャンソンの要素はドラマティックな歌い上げが彼のボーカルにマッチして素晴らしい曲を数々生み出し、その辺りを多く漁っておりました。

そして何よりライブが素晴らしい!!1986年にウィリング・シナーズをバックメンバーに初来日を果たしておりますが(確か中野サンプラ)、こちらを見に行ったときにイントロが鳴り出した途端、客席を無視して後ろから観客が雪崩れて前に押し出されてしまい、結果ステージ脇で肘をついた状態の最前というオイシイ位置でライブを間近に観られたのが良い経験となって、マーク姐さんの歌の世界にドップリ浸れました。その後の2度目の1991年来日はピアノ演奏のバックのみという超シンプル構成だったこともあり、更に声をジックリ聴かせる素晴らしいライブでした。さらに最近20年ぶり、2011年の11月に1日のみの来日公演も果たしております。こちらはアコースティックセットの構成との前情報ではありましたが、ほぼフルセットバンドでビルボード東京というシックな空間に合った濃いライブで酔わせていただきました。

なので、数々のマーク姐さんの作品の中から1枚!となると、この「ライブ・アット・ロイヤルアルバートホール」になります。1992年に英国はロイヤルアルバートホールにておこなわれた、彼の活動12年を祝う特別なライブを収録したライブ盤なのですが、曲もたっぷりソフトセルから当時の最新作、更にはピアノ伴奏だけで歌うコーナー(ま、ピアノの彼氏とラブラブだったからなーw)、オーケストラをバックにした壮大なアレンジに、素晴らしいバックダンサー勢揃いで、もう濃密たっぷり過ぎて満足な内容になってます。

この作品はビデオ(のちにDVDも発売)にもなってまして、こちらは疲れ切ったときや落ち込んで辛いときに観ると元気になるので、私の「ユンケルビデオ」としての役目も担ってくれております。

綺麗なものを素直に綺麗と感じる。そして共感できることが美しいのだと教えてくれた、そんな1枚です。

さーて、次はどーしましょwww(明日、あさっての土日はレース運営のためお休みの予定です)

 

で、今日の練習。

明日からのレース設営お手伝いが、午後になるか朝からになるか?が、この時点では不明でしたが、いちおう朝からの出動になっても大丈夫なように、朝練しましょう!ということで、スドーマンとロードで出発。

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エコマイン周回から51号のトラバース、と水曜日とほぼ同じコースで。久しぶりに4日間連続で走っていたので、結構お疲れ様な脚ではあったけど、このところペダリングの入力に気を付けながら回転を上げつつ、スピードをのせてキープする!のイメージが出来るようになってきたので、後半は登りでもタレずに走れた。けど暑かったし風強かったしで疲れたw

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あまりにも暑くて、途中で冷たいのを補給(´∀`)

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もうちょい体の軸がしっかりしてくれば、もっとスピードキープがスムーズに出来るハズ。何よりも、このイイ感じをシクロクロスでも再現できないと意味ない!のでジックリと頑張りますよー。

んで、午後になって連絡あり、やはり明日は朝から会場入りしてレース設営お手伝いになった。やっぱ朝から走っておいてよかった!

でわでわ。

エコマイン周回から十余三、音楽バトンその2

どもです。

「2日目/10日ーほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。」

2日目は、こちらです。
Joy Division 「Closer」

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このジョイ・ディヴィジョンは1977年に結成、そのメンバーのうちボーカルのイアン・カーティスが1980年5月18日に死去し、残ったメンバーで「ニュー・オーダー」として再始動しております。ただ私、出会いの順番が逆でして、先にニュー・オーダーにハマっておりました(入り口は「ブラザーフッド」)。

その頃、高校卒業後に「ピアノの調律学校に行きたい!」と宣言しましたところ、段ボール2箱と布団1組のみ持たされて見事に家を追い出され、新聞配達をしながら学校に通う生活に突入しました。しかし、住み込む予定の部屋が空いてなかったので、トイレ共同の4畳半のアパートに1か月だけですが住むこととなってしまい、ほぼ何もない部屋で2月の寒い中、途方に暮れてぼんやりしておりました。

手元に現金もほとんどない状態。しかし僅かなお金を持って行ったのは近所の本屋。そこで「ロッキン・オン」という雑誌を始めて買います。それまでは音楽雑誌というと「音楽専科」やら「インロック」やらミーハー雑誌ばかり買っていた私。その割にはビミョーにメインストリームから外れた音楽ばかり聞いていたので、もしかしたら!というのと、家にTVもラジオもなかったので「文字が多い雑誌w」ということで購入。それから毎月購入するように。

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※コレが実際の誌面、1988年10月号だった。

その中に、岩見吉朗さんという方が書いていたニュー・オーダージョイ・ディヴィジョンについてのコラムに釘づけとなりました。バンドの経緯、そしてイアンの自殺。ニュー・オーダーというのは何という歴史を背負ったバンドだったのだろう!と初めて気づいたのでした。そしてやはり思うワケです。「ジョイ・ディヴィジョンを聴いてみたい!!」

その後、初ボーナスが入り早速、私は新宿まで出てジョイ・ディヴィジョンを探しました。やはり買うべきはコレかな?と購入したのが、今日ご紹介する、彼らの2枚目の作品でありラスト作となる「クローサー」でした。

ただ問題は、LP買ったけど聴くプレイヤーがないwwwしばらくLPが聴けずに部屋に飾っておりましたが、しばらくしてナイショで自宅に入れてくれた親父のおかげで最高の音質でカセットに落として、新しいラジカセを買ってもらって。この日から繰り返し毎晩聴きました(その後、夏のボーナスでレコードプレイヤー購入)。

冒頭の「アトロシティ・エクシビション」のドラムイントロからドンドン深みに入り、その後に激しい「アイソレーション」と続く楽曲の数々に「こんな音が何で作れるのか?」と思いながら、繰り返し聞いておりました。特にこの時期は音楽学校に在籍していたこともあって、音の構成やメロディーの作りに興味がわいて、作曲やアレンジに挑戦するキッカケにもなりました。

あまりにも一時期、聞き込みすぎて最近アルバムをとおして聞いていなかったのですが、先日某国に渡航する際に、なんとコレをアルバム丸ごと聴けるプログラムを飛行機が積んでいて、久しぶりに冒頭からヘッドフォンで聴きました。やはり胸を鷲掴みされるようなドラムの音とギターの虚空、ベースの重さ、そしてイアンの声のせつなさにヤラれて泣きそうになってしまったw

リリースがイアンの亡くなる直前だったのを予期したようなジャケット。運命というのは変えられないかもしれない。しかし変えられるのかも知れない。それを示してくれた1枚。この出会いが私のその後を支えてくれた。

さて、明日の1枚はどーしましょw

 

で、練習について。

今日はスドーマンが早番勤務で、朝6時に出勤だったため、夕方の帰宅を待って2人でロード練習へ。エコマイン周回から十余三で約50kmほど。風が強かったので、その風向きを利用しながら脚をシッカリ回しつつ、スピードを乗せる動きやタイミングをチェックしながら。

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 でわでわ。